CentOS6 yumをつかってWebminのアップグレード（バージョン切り戻しも出来ます）

アップグレードはGUIからでも出来るのですが、もし動かなくなった際の保険として、バージョンを切り分ける方法を検証しました。（GUIからアップグレードする情報しか見つけれられず、切り戻す方法がわかなかった。）

実はかなり簡単でした。(vagrantで検証)（注意：本番環境では未実施）

検証してみた。

■念のため、Webmin 設定・領域をバックアップ
mkdir tmp
cd tmp
tar cfvzp etc_webmin_20190208.tar.gz /etc/webmin/* 
tar cfvzp var_webmin_20190208.tar.gz /var/webmin/*

■作業前
[webmin-centos6 tmp]# yum list installed |grep webmin
webmin.noarch                       1.740-1                   @/webmin-1.740-1.noarch

■アップデート
yum update http://download.webmin.com/download/yum/webmin-1.900-1.noarch.rpm

[webmin-centos6 tmp]# yum list installed |grep webmin
webmin.noarch                       1.900-1                   @/webmin-1.900-1.noarch

yumで特定のバージョンに戻したい
■バージョン切り戻し
yum downgrade http://download.webmin.com/download/yum/webmin-1.740-1.noarch.rpm

[webmin-centos6 tmp]# yum list installed |grep webmin
webmin.noarch                       1.740-1                   @/webmin-1.740-1.noarch

※webminパッケージサイト： http://download.webmin.com/download/yum/

動作確認

日本語環境設定が引き継がれていた。
Linuxユーザーの情報も問題なし。
MySQLのDBの情報も問題なし
ApacheのWEB領域の情報も問題なし

ぐらいを確認してました。

GUIからアップデートして起動しなくなったなどもあるようでその時は /etc/webmin/config を見てみてください。空になってることがあるようです。（自分はならなったが。）
ログはこちら -> webminのエラーログのパス : /var/webmin/miniserv.error