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掲載場所により正答が異なる問題:AWS 認定 データベース – 専門知識(DBS-C01)

Last updated at Posted at 2023-10-01

はじめに

AWS の認定試験は、
問題集の「書籍」「サイト」が、
「日本語」「英語」ともに多数存在します。

しかし、掲載場所によって
「同じ問題でも、異なる選択肢が正答として掲載されているケース」があります。

この記事では、
そのような正答が異なる問題について記載します。

AWS 認定試験の学習をする方の一助となれば、幸いです。

「個人的な感想」を追記していますが、
本当にどれが正答なのかは分かりません。
あくまで、参考程度にしてください。

「参考サイト」には
こういった問題についての議論が掲載されている
ExamTopics へのリンクを貼っています。

AWS 認定 データベース – 専門知識(DBS-C01)

問題 1

  • Oracle を Aurora PostgreSQL に移行したい
  • Oracle には 100 GB の LOB がある
  • DMS での移行を改善する

掲載場所によって正答が異なる点

タスクを 1 つで移行するか、
2 つで移行するか、が異なる。

個人的な感想

2 つのタスクでの移行がより効率的と考える。

参考サイト

問題 2

  • RDS の月次データベースバックアップが過去 5 年分必要
  • 24 時間以内に監査役にデータの提供が必要
  • 運用上、最も効率的なソリューションは?

掲載場所によって正答が異なる点

「手動で取得したスナップショットを S3 バケットに移動する手順」があるかないか、が異なる。

個人的な感想

以下の記述から、
S3 バケットに保存しておくことがより良いと考える。

MariaDB、MySQL、および PostgreSQL データの非常に長期間のバックアップの場合、スナップショットデータを Amazon S3 にエクスポートすることをお勧めします。DB エンジンのメジャーバージョンがサポートされなくなった場合、スナップショットからそのバージョンに復元することはできません。

参考サイト

問題 3

  • RDS for PostgreSQL インスタンスから Aurora PostgreSQL DB クラスターへの移行
  • データベースのサイズは 1 TB
  • ダウンタイムを最小限に抑えたい

掲載場所によって正答が異なる点

スナップショットをとって復元して移行するか、
リードレプリカを昇格させて移行するか、が異なる。

個人的な感想

リードレプリカを作成することで、最新のデータの更新もリアルタイムに取り入れることができるため、ダウンタイムを最小にするという点では、リードレプリカの昇格が正しいと考える。

参考サイト

問題 4

  • MySQL を Aurora に移行した
  • 本番データに対して 12 のテスト環境があり、テスト環境に最新の本番データがほしい
  • 実装が最も速く、最も費用対効果の高い移行方法は?

掲載場所によって正答が異なる点

Aurora からクローンするか、
Aurora Serverless からクローンするか、が異なる。

個人的な感想

Aurora Serverless v1 は、途中からクローンできるようになった。それより前であれば、Aurora Serverless からのクローンは自ずと不正解になる。

参考サイト

問題 5

  • DynamoDB を使用した E コマースサイト
  • 大規模なイベントが計画されていて、トラフィックが最大 10 倍になる
  • セール価格を公開すると、トラフィックが急増する
  • DynamoDB が増加したトラフィックを確実に処理するには?

掲載場所によって正答が異なる点

事前にピークに備えてキャパシティをプロビジョニングしておくか
Auto Scaling でトラフィックの増加に対応するか、が異なる。

個人的な感想

トラフィックの最大が分かっているので、事前のプロビジョニングが良いと考える。Auto Scaling では、スパイクするトラフィックには耐えられないのでは?

参考サイト

問題 6

  • 電力会社が発電所のセンサーデータを保存する DynamoDB テーブルの設計
  • 発電所 100 以上ある
  • 各発電所ごとに、センサーが 200 以上ある
  • 所定の発電所内の故障したセンサーを見つけたい
  • DynamoDB テーブルの最適なスキーマは?

掲載場所によって正答が異なる点

サイトにより正答とするスキーマが、完全に分かれる。

個人的な感想

パーティションキー:プラント ID、ソートキー:センサー ID 

これだと、発電所のセンサーごとに、データが 1 件ずつしか入らない。

パーティションキー:プラント ID + センサー ID、ソートキー:測定時間
LSI:プラント ID + センサー ID、ソートキー:障害属性

センサー ID があらかじめ分かっていないと、クエリできない。

パーティションキー:プラント ID、ソートキー:測定時間
GSI:プラント ID、ソートキー:障害属性

プラント ID と測定時間で、別のセンサーによる測定結果が上書きされる可能性がないか?測定時間はミリ秒なので、考えなくて良いのか?

パーティションキー:プラント ID + センサー ID、ソートキー:測定時間
GSI:プラント ID、ソートキー:障害属性

GSI で所定のプラント ID の故障したセンサーを見つけることができる。
ベーステーブルに、プラント ID + センサー ID ごとに測定時間が固有のデータが入る。

参考サイト

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