package
キーを使うとクレートに別名を付けられる
Rustの勉強がてら、クラメソさんの「RustをつかってAWS Lambdaを実装&AWS CDKでデプロイする」を読んでいたところ、Cargo.tomlの [dependencies]
に以下のような記述がされていました。
Cargo.toml
[dependencies]
lambda = { package = "netlify_lambda", version = "0.2.0" }
この package
という記述を見たことがなかったので調べたところ、どうやらこれでプロジェクト内で使うクレート名を変更できるようです。
左辺に使いたい別名、package
の方に本来のクレート名を書きます。
上記の例では netlify_lambda
が本来のクレート名(netlify_lambda)で、 lambda
が自分でつけた別名ということですね。
なのでこの場合、例えば netlify_lambda
クレートの run
関数は、 netlify_lambda::run
ではなく lambda::run
のように記述します。
なおこの方法で別名を付けた場合、元の netlify_lambda
という名前ではアクセスできなくなります。
局所的に別名にしたいだけなら、import時に use foo as foo_alias
とした方がよさそうですね。
以上。