昨年、WordPressで「Custom DataBase Tables」というデータベース管理系のプラグインを公開してから、プラグインのサポートで英語圏の人たちとフォーラムで応答することが多くなった。ちゅーか、ここ最近のプライベートな時間はほとんどフォーラムでのサポート対応に追われている感じだ。
でも、私ぁ、英語が苦手なんだよねぇ・・・まぁ、読むのは特に問題ないんだが、英文で返事を書くのがつらいッス。とはいっても、せっかくプラグインを利用してくれてて、バグの報告とかしてくれるありがたい人たちに返答しないのはあまりにも失礼なので、四苦八苦しながら対応してる状態だ。
フォーラムでの応答って、ある種メールでのやり取りに近いんだが、ビジネスメールよりは口語的だし、技術的なやり取りが多いとはいえ、GitHubとかのコミットコメントみたいに断片的にも書けず、投稿者のリテラシーに応じては懇切丁寧に返信してあげないと何度もやり取りが必要になったりして、なかなか独特な世界で、けっこう疲れる。
そんなこんなで、最近になってフォーラムの返答とかに対してはある程度定形的な表現が見えてきたので、そこをまとめておこうかと。
でも、この記事を自分のブログに書くと(アクセスしてくる人の6割が外国の方ということもあって)ちょっと恥ずかしくも情けないので、Qiitaに自分用チートシートとしてまとめておこうと思った次第だ(苦笑)
文頭の定形文
一般的な挨拶
使用頻度 | フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど |
---|---|---|
◎ | Hi there, Hi, Hello | こんにちは |
△ | How are you doing? | お元気ですか? |
フォーラムに投稿してくる人のほとんどが「Hi」とか「Hello」での起票なので、こっちもかしこまらずにフランクに返信しやすい点はメールとかと違ってありがたいね。
返信用の定形文
使用頻度 | フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど | 備考 |
---|---|---|---|
◎ | Thank you very much for reporting. | ご報告いただきありがとうございます。 | reportingをyour attentionにして「ご指摘いただき~」としてもイイかも |
◎ | Thank you for your inquiry. | お問い合わせありがとうございます。 | ちょいとビジネス向けだけど、こっちも使いやすい |
○ | Thank you very much for your prompt reply. | 早速のご返信、ありがとうございます | |
○ | I appreciate your prompt attention to this matter. | 早速ご連絡いただきましてありがとうございます的なニュアンス。 | ややビジネス向けかな |
× | Thank you very much for your effort and time in working with me. | ご協力いただきまして誠にありがとうございます(非常に丁寧な言い方)。 | フォーラムでは丁寧すぎかな |
△ | Thank you for your continued support. | いつもお世話になっております。 | ビジネスメールだったら鉄板のフレーズになるかも |
ちなみに「Thank you so much」は「very much」より感謝度が高いらしいが、主に女性が使う表現だとか。
フォーラム開設側(問い合わせの受け側)だと文頭の挨拶に続いてこれを書くのが定番だ。
「返事が遅くなってごめんなさい」系
使用頻度 | フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど | 備考 |
---|---|---|---|
◎ | Sorry for my late reply. | 返事が遅れて申し訳ありません。 | |
○ | I'm so sorry for not replying sooner. | 早く返事しなくてごめんなさい。 | |
○ | I am sorry I haven't been in touch for a while. | しばらく連絡しなくて申し訳ありません。 | |
○ | I'm so sorry for not replying sooner. | 早く返事しなくてごめんなさい。 | |
× | Firstly, I apologise for the delay in replying to you. | まずはじめに、あなたへの返信が遅れて申し訳ありません。 | ビジネスメール向けかな |
× | Please accept my sincere apologies for the delay in responding. There really is no excuse for this bad behaviour. | 返信が遅れましたことを心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。 | 超丁寧なお詫び。完全にビジネスメール向け |
遅レスな私はよくこの謝罪文を文頭に持ってくることが多い。英語圏のメール文化では48時間以内には何かしら返信しないとマナー違反だとか…フォーラムにはそういう文化がなくてよかった(ホントにないのかな…?)
他にも「Sorry for taking long to write you back.」とか「I am sorry for taking rather a while to reply to it.」とか表現は多い。
理由を付ける時とかは、「Things have been very hectic since I had taken the time to core business.」(本業に時間を取られて非常に多忙でした)とか続けるのがメールではセオリーらしけど、プラグイン開発は仕事じゃないので理由とかはあえて付けない。まぁ、付けても「Sorry, I have my hands full at the moment.」とかで、今は他の事で手一杯なんですよ~と言っておくぐらいかな。
「お手数をおかけして申し訳ございません」系
使用頻度 | フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど | 備考 |
---|---|---|---|
△ | Thank you for taking the time to this matter. | 私の問題につきあってくれてありがとう的なニュアンス | |
× | I appreciate your taking the time to this matter. | お時間をいただきましてありがとうございます | ビジネスメール向け |
フォーラムだとあまり使うシーンがないかもしれないが…「Thank you for ~」の方は場合によっては使えそう。
文末の定形文(締めフレーズ)
「何卒よろしくお願いします」系
使用頻度 | フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど | 備考 |
---|---|---|---|
◎ | Thank you, Thanks, Regerds, | よろしくお願いします | やや親しげな「よろしくー」的なニュアンスも受けるけど鉄板の締めフレーズ |
〇 | Thank you in advance. | 「前もって感謝!」的な意味 | |
○ | Thank you for everything. | よろしくお願いします | ちょっと丁寧なのかな? |
○ | Thank you for your cooperation. | ご協力、ありがとうございます | 文末にand patientを付けるとさらに感謝度が上がる |
△ | Thank you very much for your cooperation and patient. | ご協力の程、誠にありがとうございます | かなり丁寧な感謝 |
○ | Thank you for taking care of it. | お手数ですが、よろしくお願いします | |
◎ | Best regards, best wishes, | よろしくお願いします | ある程度親しい関係で使われる |
× | If you need any other information please don't hesitate to contact me. | 他にご質問などございましたらご遠慮なくお声掛けください | けっこうビジネスメール向けだね |
無難なのは「Thank you, 」。結構たくさんやりとりしてスレッドが長くなってきたり、常連さんだったりした場合は「Best regards, 」がいいかも。
挨拶フレーズのみの場合は末尾に「カンマ」を付けるのが通例とのこと(メールだと本来その後に名前を書くんだが、フォーラムだと省略されることが多い)。
「Thank you in advance.」は高圧的なニュアンスを持っているらしいので使用時には注意しよう。
文中で使える表現
「(~は)次の通り」
使用頻度 | フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど | 備考 |
---|---|---|---|
◎ | (be) as follows: | 次の通り(です): | |
◎ | It is as follows. | 次の通りです | |
◎ | The reply is as follows: | 「回答は下記:」的な表現 | |
○ | procedure is the following steps: | 手順は下記のステップ: |
この後に
<ul>
でリストを付けたりする。使い勝手が良い表現だ。
「一方で、」「その一方、」「しかし、」
使用頻度 | フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど | 備考 |
---|---|---|---|
◎ | on the other hand … | 他方では | |
◎ | Meanwhile, … | 「同時に」というニュアンスがある | At the same time と同義 |
○ | Conversely, … | 「逆に、」「反対に」というニュアンスがある | |
◎ | However, … | 「しかし」の意味 | 堅い表現なので、文章に最適。かなり自由な位置に書けるが、前後にカンマかセミコロンが必要 |
○ | Still, … | 「しかし」の意味 | |
△ | nevertheless | 「しかしながら」「それにもかかわらず」の意味 | 直前の文を「;」で連結する特殊なケースあり |
△ | …, but … | 「しかし」の意味 | 口語的表現で、「A, but B」のように文中で使用する。AとBの重要度が等価である |
○ | …, yet … | 「…の一方で、」「しかし、」 | butと同義だがフォーマル向け。文中で使用(文頭不可)。but同様に等位接続詞 |
○ | Although … | 「けれども」の意味 | 文頭・文中どちらでもOk。althoughのついた文は、比較する文に比べ重要度が低い |
私は「However」か「yet」を使うことが多くて、「but」とかはあまり使わない。日本人は「on the other hand」を使う人が多いらしいが、私はほとんど使ったことがほとんどない。
基本的に「however」を使っておくのが無難。「A although B(Bだが、Aだ)」のように、Aが重要であり、でもBも補足的に付け加えたい場合などは、「although」がいいだろう。
「確かに、」
使用頻度 | フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど | 備考 |
---|---|---|---|
○ | Certainly, | 確かに、 | 接続詞的表現 |
○ | That's certinly true. | 確かにその通りです |
「Certainly, ~」ってのはたまに使うなぁ(下記の「おっしゃる通り」とペアで)。
「おっしゃる通り」
使用頻度 | フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど | 備考 |
---|---|---|---|
○ | As you said, | あなたの言ったとおり、 | As you say とも |
フォーラムへの報告に対して「ホントにそんな動きするのかぁ?」と半信半疑で検証してみたら「マジか!?」ってなった時に使います(笑)
「実は、」「実際に」
使用頻度 | フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど |
---|---|---|
○ | Actually, | 実は、 |
隠し仕様の種明かしする時とか、想定していた動きがしていなかった時とか(笑)
「また、」「~もまた」
使用頻度 | フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど | 備考 |
---|---|---|---|
◎ | also | また | 比較的に自由な位置に置ける(基本的にはbe動詞や助動詞の直後、一般動詞の直前) |
△ | too | ~も(また) | たいてい文末に置く。文中に置く場合はカンマで区切る |
○ | as well | ~もまた | 文末に置く |
○ | either | また | 否定文の時 |
◎ | In addition, Also, | 「また、」「さらに、」「それに加えて」 | 接続詞として使うとき |
「also」の使い勝手がいい。あとは「In addition, ~」かなぁ。「too」は私的に使い勝手が悪くてあんまり使わない(私の場合、英語力が低くてtooが何に対して修飾しているのか曖昧になることが多いんだよねぇ…)。
「さらに、」「その上、」
使用頻度 | フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど | 備考 |
---|---|---|---|
○ | Besides, | そのうえ、 | 文頭で |
△ | and besides, | さらに、 | 接続詞的に使う場合 |
○ | other than that | それ以外に | 文頭に置いて「それ以外には、~」とか使える |
あんまり使わないな。
「残念ながら」系
使用頻度 | フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど |
---|---|---|
◎ | Unfortunately, | 残念ながら |
△ | It's really too bad, but | 誠に残念ですが、~ |
○ | The reason for this unfortunate incident was … | この残念な症状の原因は~ |
よく使う(汗)。私のプラグインには残念な不具合が多いんだよなぁ…反省。
関連する表現として「~ is a shame」というのがある。これは「恥ずべきこと」じゃなくて、「残念ながら」と言っているので注意。私のプラグインに対して、よく、「恥ずかしいことに、日本語のドキュメントしかない…」とかレビューされていて心苦しく思っていたんだが、「it's a shame」とか主語付くと「それは残念だ」というニュアンスで、別に私の英語力がないことをけなされている訳ではなかったのだ(つい最近知りました)。まぁ、みんな英文ドキュメントを欲しているっちゅーのは変わらないんだがねぇ…(汗)
「~するつもりだ」「~しようと思う」「~する予定」
使用頻度 | フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど |
---|---|---|
△ | I am going to … | すぐにやります的なニュアンスがあるので注意 |
◎ | I will … | 将来的にやります的な特に実行時期を定めていないニュアンスがある |
○ | I intend to … | 実行時期は関係なく必ずやる的な強い意志が込められたニュアンスで使う |
※ 私は「will」が多いね。いつやるかぼやかしてるから、みんな「キィ~ッ!」ってなってるのかなぁ…。
「お待ちください」系
使用頻度 | フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど | 備考 |
---|---|---|---|
○ | Please wait a while until ... | ~までしばらくお待ち下さい | 待ってもらう期間明示型 |
◎ | I am terribly sorry, but please wait for a while. | 申し訳ありませんが、しばらくお待ち下さい。 | 待ってもらう期間をぼやかした言い方 |
△ | If it's not too much trouble, I hope you can wait until … | よろしければ、~までお待ちいただけますでしょうか。 | |
△ | Please let me have a little more time. | もう少し時間をください | 待ってもらえるのはせいぜい数時間ぐらいか? |
「a little longer」や「momentarily」では長くて数分ぐらいの「ちょっと待ってて」レベルになので、待っててもらう期間を明示するか、逆に期間を明言しないでおくのが無難。
私はよく「Please wait a while until this plugin is released the next version.」とかで次のバージョンリリースするまで待ってて的にマイルストンだけ指定して、時期は言わない(精神的に追い込まれるから)。
対応期限を示す
使用頻度 | フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど | 備考 |
---|---|---|---|
△ | by next week because … | ~なので来週までには | because付けると言い訳がましくなると思うのは私だけ? |
◎ | at your earliest convenience | 「なるはやで」「できるだけ早い時期に」 | これはけっこう便利な表現 |
関連する表現として、よく勘違いしがちなのが「asap(as soon as possible)」。この表現は**「何をおいてもすぐに!」という意味ではなく「なるはや」「手が空いた後に」ぐらいのニュアンスでしかない**ので、書いてあってもビビらず、書くことをためらわないこと(笑)
例示の表現
使用頻度 | フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど | 備考 |
---|---|---|---|
◎ | e.g. | 「例えば」「例を挙げると」 | for exampleの略語「ex.」と同義。語源はラテン語の "exempli gratia" とのこと。硬い文章からカジュアルな文章までどこでも使える。 |
〇 | i.e. | 「つまり」「すなわち」「言いかえれば」 | that isやin other wordsの略語表現。語源はラテン語の "id est" から来ている。 |
◎ | cf. | 「参照」「参考までに」 | refer toの略語「ref.」と同義。語源はラテン語の "confer" とのこと。 |
ちなみに「e.g.」と「i.e.」はアメリカ英語だと末尾にカンマが必要で、「e.g.,」「i.e.,」として表記するようだが、特にそこまで意識しなくても問題はないようだ。
その他
使用頻度 | フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど | 備考 |
---|---|---|---|
△ | if it is beneficial for you | もしお役に立つのであれば | |
○ | if I may | 可能であれば | |
○ | if you like | よろしければ | |
△ | I'm looking forward to hearing from you. | お返事お待ちしております | ビジネスメール向けかなぁ |
△ | Yup, | 親しげな表現で「うん」「そうだよ」 | やり取りが長くなってくると使われることがある(ただ、私からは使わない) |
○ | By the way, | ところで | フォーラムだと話題転換 |
◎ | According to it, | それによると | |
○ | Is that ok with you? | 「(丁寧に)どうでしょうか?」「ご了承いただけますか?」的なニュアンス | |
△ | I am pleased to … | 喜んで~します | ビジネスメール向けかなぁ |
△ | I'm afraid that this problem was due to … | 恐れ入りますが、この問題は~によるものです | I'm afraid は硬いので I'm sorry でもいいかも |
◎ | Please try again. | もう一度お試しください | |
○ | one by one | ひとつずつ |
バグ修正版リリースした時は意気揚々と「Please try again.」で締めくくってる。…が、その後またバグって「Unfortunately」な事になることも多いんだけど…(汗)
注意が必要なフレーズ
「問題」について
フレーズ | 意味 | フォーラムとしての対応 |
---|---|---|
issue | 議論されるべき課題 | 提案的な側面があり、対応必須なわけではない |
question | 質問としての問題 | 起票者は回答を欲しがっている≒サポート対応で解決する |
matter | 自分に起きている困った事≒trouble | 対応方法はtroubleと同じ |
trouble | 自分に起きている問題 | 原因が切り分けられていないため、questionかproblemかの調査が必要≒サポート対応で切り分ける |
problem | 解決されるべき問題≒不具合 | 起票者が解決して欲しいと強く願っている問題。不具合の事が多く、最終的にバグFixが必要となる |
結構自分はproblemよりissueばっかり使っていた(Githubの影響か?)のだが、英語圏の人にとっては大きな違いがあるとのことで、その差をまとめてみたら…あちゃ~、なるほどねぇ…今後は問題の内容に応じてしっかり使い分けていかないとな。
「おそらく」の表現
フレーズ | 意味・ニュアンス | 推測の確度 |
---|---|---|
probably | おそらく、十中八九は | 高い(80~90%) |
likely | おそらく(可能性が高い) | やや高い(70~80%) |
perhaps | おそらく | 五分五分程度(40~60%) |
maybe | たぶん、もしかすると | やや低い(30~50%) |
possibly | ひょっとすると | 低い(~30%) |
へぇ~でした。「maybe」多用してたんで私の「おそらく~」は確率すげー低いじゃん(笑)
(※ ちゅーわけで、推測の確度の数字は私の「おそらく」の尺度なんであまり信じないこと!)
「~したほうが良い」「~すべき」「~する必要がある」の表現
フレーズ | 日本語での意味・ニュアンスなど | 注意点 |
---|---|---|
must | ~しなければならない、~(必ず)すべき | 強制的、義務的な強い意味。脅迫しているぐらいの勢いがある |
have to | ~しなければならない、~(必ず)すべき | mustよりは弱いがこれも命令的、義務的な強いニュアンスがある |
should | ~(なるべく)した方が良い、~してみて(はどうですか)、~してもらいたい | 提案的で控えめな意味。アドバイス時に最適 |
私はたまに「have to」使っていたので、だいぶ高圧的なニュアンスになっていたのかも…反省しないとな。フォーラムなどでのやり取り時は一貫して「should」を使った方が良いかもしれない。
ちなみに「I must ~」と使った場合には自分の気持ちが含まれるとのこと。つまり、自分もそう思っているから~しないといけない──というニュアンスになる。また、「You should ~」は提案的な意味だが、「You must ~」や「You have to」は命令的な意味になるので特に注意が必要だ。
「複数の~」に関連する表現
フレーズ | 日本語での意味 | 注意点 |
---|---|---|
a plural number of、a plurality of | 複数の~ | pluralは複数形というニュアンスなので、あるモノがたくさんある場合に使うのにはミスマッチ感があるとのこと |
multiple | 複数の~ | 複数の~という表現としては一番最適で無難。ただ、論文的な硬いニュアンスを持つので、カジュアルにはmanyとかの方が良いとも。マニュアル等には最適かな |
any number of | いくらでも、いくつも、どっさり | 数えるまでもなく大量にある場合の表現となる。「many」と同義かも? |
many | たくさん、多くの~ | すべてではないがほぼそれに近い多数の量を表す。allではないが、severalよりは多い |
several | いくつかの~、一部の~ | 個数としては数個程度の量を表し、一桁でいうと4~7個程度、ある程度の量がある場合には5~7割ぐらいの量か。manyよりは少ない |
some | いくつかの~、一部の~ | 一桁でいうと3~5個程度、ある程度の量がある場合には3~4割ぐらいの量か。a fewとseveralの中間の量 |
a few | わずか | 一桁でいうと2~3個程度、ある程度の量がある場合には1~2割ぐらいの量が適当か |
ちなみに上記の複数表現は基本的に数えられるものに対して使うので続く名詞には複数形の「s」が付く。数えられないものに対しては「much」や「a little」を使い、その場合名詞には「s」が付かない。なお、「some」はどちらにも使える便利な表現である。
付録 ─ お詫びの表現
今回いろいろと英語の表現を調べてて、ビジネスメールで使えるお詫びの表現が収集できたので、ここにリスト化しておく。フォーラムだとここにラインナップしたような懇切丁寧なお詫びはしないので、ビジネスメールでお詫びすることがあった時にでも使おうかと(あんまり使う機会が来ないことを願うが…)。
フレーズ | 意味 |
---|---|
I apologize for the inconvenience. | ご迷惑をおかけして申し訳ありません |
I apologize for any inconvenience that may have caused you. | 私のためにご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ありません(上より丁寧) |
Please accept my apologies. | 深くお詫び申し上げます |
Please accept my deep apologies for any inconvinience I may have caused you. | ご迷惑をおかけした事を深くお詫び申し上げます |
I appreciate your understanding of my situation. | 何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます |
We would appreciate your understanding. | ご理解の程お願い申し上げます |
また定形表現が増えたら追記していこうかね。
(自分用のチートシートとか言っておきながら…)英語得意な方にご意見とかいただけると非常にうれしかったり…。