関数の書き方
関数は「定義」してから「呼び出す」ことで処理が実行されます。何度も同じ処理を書かなくていい(再利用性)、コードが整理されるなどのメリットがあります。
function functionName() {
// 処理内容。定義しただけでは実行されない。
// 関数を呼び出したときにこの処理が実行される。
}
functionName(); // 関数を呼び出して、処理を実行
functionName();
functionName(); // 何度でも呼び出して使える
引数(ひきすう)
引数とは、関数に渡す「入力値」のようなものです。
関数は、実行時に値(引数)を受け取って、それに応じた処理を行えます。同じ関数でも、引数を変えることで違う動作をさせることができます。引数は複数渡すことも可能です。
- 関数を定義するときの () 内の名前をパラメータ(受け取る側)
- 関数を呼び出すときに渡す実際の値を引数(渡す側)
- 呼び出し時の引数は、定義時のパラメータに渡される
function functionName(parameter) {
// 処理内容。parameter に引数が渡される。
}
functionName(argument); // 関数を呼び出し、argument を渡す
複数の引数
関数は、複数の引数を受け取ることができます。カンマ(,)で区切って定義・呼び出しをします。
function greet(name, time) {
console.log(`こんにちは、${name}さん。${time}ですね!`);
}
greet("太郎", "午後3時"); // → こんにちは、太郎さん。午後3時ですね!