補足
本記事は過去(2016-07-13)にブロマガで書いた記事の移植です。
はじめに
前回の続きです。
今回は本格的にやります。
本題
ARToolKitBaseを置きます。
ノードを組みます。
ここで注目して欲しいのが、Get Markerノードです。
返り値を見ると、「マーカーの座標と回転」と「カメラの座標と回転」があります。
マーカー形式・・・Demoがこれ、オブジェクトを表示するだけとかなら断然こっち
カメラ形式・・・今回はこっち、作るものが大きかったり複数オブジェクトあるならこっちかな。
実行してみると・・・。
なんだかよくわからん感じに・・・。
一応床と柱らしきものが見えてますね。
シミュレーションで実行してみるとわかるのですが、カメラが物理的な距離で離れた板(実際はCube)を見てる、といった感じになってます。
加えて原点からのカメラの距離は、現実世界のスケールなので、全然見下ろす感じになりません。
ということで、カメラの距離にバイアスをかけてやりましょう。
それっぽくなった!
が・・・なにやらおかしなことに・・・。
先ほど説明したように、カメラが板にくっついてくるって感じなので、こんなことになってます。
ってことで、その板との距離を、画面の比率を保ちながら離してやりましょう。
実行!
今度こそやったぜ。
でもなんかAR感ないですね・・・。
とりあえず床を見えないものにしてやりましょう。
お!それっぽくなった!
床すれすれからみると若干浮いてますが・・・。
ここらへんは微調整ですね。
おわりに
ってことで長かったですがARやりました。
ちなみにライセンスの関係上、配布等はできないのであしからず・・・。
おまけですが、BlueprintのカメラIDを変えれば、HTC Viveのフロントカメラも使えます。
なんですが、いろいろ工夫が必要みたいなので、今度はそれに挑戦しようかと。