はじめに
ランドスケープをスタティックメッシュに変換する方法を紹介します。
これの方法を利用することで以下のことが実現できます。
- ランドスケープで作成した地形を背景として利用できる
- ランドスケープのをそのまま背景として利用するのはちょっと・・・という場合に便利
- スタティックメッシュに変換したランドスケープを地形として利用する
- 負荷等の理由で、クオリティを落としてでもランドスケープををそのまま利用したくない場合に便利
あと、これを実現するうえで私がハマったポイントがあったので、それらも絡めて紹介をしたいと思います。
動作確認環境
- Windows
- UE4.24.0
今回はAffordable Landscapes - Premiumというアセットを使います。
ハイクオリティな地形データがいろいろ入っているアセットです。
方法
出力したいランドスケープを選択し、出力したいLODを選択してください。
図では4を選択します。ハイクオリティ(LOD0に近い方)すぎると出力も出力した結果も重くなるので注意。
出力したいランドスケープを選択した状態で ファイル > 選択されたものをエクスポート を選択してください。
出力したファイルをプロジェクトにドラッグアンドドロップでインポートするのですが・・・。
1点注意があり、obj形式だと以下の図のように分割された状態でインポートされてしまいます。
1024個のスタティックメッシュが出来上がりました・・・。
このように、obj形式で出力してインポートすると分割された状態のスタティックメッシュが出来上がってしまいます。
一応出力されたobjファイルの中身をイイ感じに編集すればこんなことにはならないのですが、さすがに手間です。
今度はfbx形式で出力したものをインポートしてみます。
こちらは1つのスタティックメッシュとしてインポートできました。
これをレベルに配置してみます。ちゃんとした地形であることが確認できました。
ということで、ランドスケープを出力する際にはobj形式は避けたほうが良いということがわかりました。
おわりに
需要があるかはわかりませんが、ランドスケープをスタティックメッシュに変換する方法を紹介しました。
この方法ははじめに紹介した目的以外でも様々な応用ができるかもしれません。
以上、レッツエンジョイUE4!