1.ahrefsのAPIの登録手順
2.phpで実装する
3.ahrefs注意点
今回は上記を目的として記事を制作します。
##ahrefsとは
ahrefsはseo解析ツールです。
ドメインパワーや、被リンク数などの解析によく使われています。
ahrefsはツールを上で使うプランと、コード上で使うプランがあります。
https://ahrefs.com/api
上記にアクセスすると下記のような画面が出てきます(google翻訳しています)
__無料AIP機能__というのがツール上で使うプランです。
__有料APIサブスクリプション__というのがコード上で使えるプランです。
__有料APIサブスクリプション__だけ使いたくても、両方に申し込みが必要になります。
今回は有料APIサブスクリプションについて説明します。
##ahrefsのAPIの登録手順
上記画面で__有料APIサブスクリプション__をクリック。
上記のようなプライシング画面が出てくるので、必要な解析数によって最適なプランに申し込んでください。
申込みが完了し、https://ahrefs.com/api/profile
アクセスすると下記のような画面が出ます。
APIで使用するtokenが発行されています。
これを使用して、コードからAPIにアクセスし情報を取得します。
他にも上記画面では、今月どのぐらいAPIを使用したか確認できるのでおぼえておいてください。
これでAPIにアクセスする準備は整いました。次はコードからどのようにアクセスしていくか解析していきます。
##ahrefsAPIをPHPで使用する。
composer require ahrefs/ahrefs-api-php
もしくは、
git clone https://github.com/ahrefs/ahrefs-api-php
で必要ファイルを持ってきてください。色々ファイルがありますが__AhrefsAPI.php__と
__ArrayRules.php__だけで使用できます。
Laravelを使用しているのでfunction以下を参考にしてください。
ドメインパワーを取得してきたいと思います。
<?php
namespace App\Http\Controllers;
use AhrefsAPI;
function ahrefs(){
$Ahrefs = new AhrefsAPI('上記画面のtoken', $debug = false);
$Ahrefs->set_target(取得したいサイトのURL)->mode_exact();
$ahrefs = $Ahrefs->set_limit(取得件数)->get_domain_rating();
}
?>
これだけで取得できます。
コードを軽く解析していきます。
set_target
対象のURLを入れます。配列では渡せないのでページ毎にデータがほしい場合は、1URL毎に取得するしかありません。
mode_exact
完全一致のURLで取得するかどうかを指定してます。他にもサブドメインやドメインで指定する方法もあります。
set_limit
取得件数を指定します。数値を渡せばいいので最適な数値を渡しましょう。
get_domain_rating
ここで何を取得するか指定します。今回はドメインパワーでしたが、被リンク、流入ワードなど多数取得できますので、最適な物を指定しましょう
https://ahrefs.com/api/documentation
↑にAPIのドキュメントがありますので参考にしてください。
https://ahrefs.com/api/api-request-builder
また、コードを書かなくてもformで選択するとどのようなデータが取得できるか確かめられる機能がありますのでこれも参考にしてください。
##ahrefs注意点
APIで取得した数値をそのまま公開すると違反になるため、数値をつかって自社のノウハウ(数値の重みづけ)など数値を加工して公開するようにしましょう。
##最後に
基本的にはドメインパワーと被リンク数の2つが重要かなと個人的には思います。
ドメインパワーはahrefs独自のアルゴリズムで計算されているため、ちょっとずれている部分はありますが他のseoツールよりは最適だと思います。
被リンク数も他のseoツールよりは正確で参考にしていいと思います。
流入キーワードやタイトルはやっぱりanalyticsやsearch consoleのほうが正確です。seoツールはいっぱいありますが何が最適か考えて色々組み合わせて使用しましょう。