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はじめに

この記事は現場でスキルマップを作ったことによって得られたことがいくつかあったので、スキルマップ作成における狙いと効果を書いていこう思います。


記事を読んでほしい人


  • チームリーダーをやっている人

  • モチベーションマネジメントに悩んでいる人

  • メンバーのことをよく知らない人

  • 作業割り振りに悩んでいる人

など


スキルマップとは

スキルマップとは各能力毎に項目を作り、その習熟度を一覧化した表です。

詳しくは https://www.skillnote.jp/knowledge/skillmap1/ を参照すると分かりやすいと思います。


なぜスキルマップを作ろうと思ったのか

当初私が案件のリーダーとしてメンバーを7〜8名ほど抱えることになったのですが、そのメンバーとは一緒に仕事をしたことがなく、どんなスキルを持っているかわからないという状態でした。

そこで、ミスマッチアサインを減らすことを目的としてスキルマップ作成を試みたというのが作成に至った経緯です。


どんなスキルマップを作ったか


習熟度

5:かなり詳しい

4:概ね理解している

3:部分的に理解している

2:触ったことある

1:ナニソレオイシイノ


技術スキルマップ

名前
Java
SQL
JavaScript
Spring
HTML/JSP
SQLチューニング

〇〇太郎
3
2
1
3
1
2

〇〇次郎
2
4
2
2
2
4

〇〇三郎
1
1
4
1
4
1


業務仕様スキルマップ

名前
A機能
B機能
C機能
D機能
E機能
F機能

〇〇太郎
5
2
1
3
1
4

〇〇次郎
2
3
2
2
2
3

〇〇三郎
1
4
1
1
2
3

こんな感じに技術面と仕様面に分けてスキルマップを作り、メンバー本人に自己評価で記入してもらいました。

記入項目については、案件で必要なスキルや知識に限定しました。


どんな使い方をして、どんな結果が得られたか


アサインの適正化

前述の通りミスマッチアサインを減らすためにこの表をベースに担当割り振りを考えました。

できる人を得意なところにアサインするだけでなく、できない人をアサインした場合にフォローにつける人などを決めたりするのに使用しました。


有識者の見える化

誰が何が得意かがスキルマップによって見える化するので、A機能であれば○○太郎さんに、SQLであれば○○次郎さんに。という風に誰に聞けば分かるか判断に迷わなくなりました。


成長の見える化

スキルマップを案件開始時と案件終了時の2回のタイミングで記入してもらいました。その結果、開始前より開始後の方が数字が大きくなっている項目が増えます。メンバーにとっては成長が見える化するのでモチベーションアップに繋がりました(おそらく)


最後に

スキルマップはマネジメント側の理解のためだけでなく、全体最適化や有識者の見える化、成長の見える化などチーム全体にプラスをもたらせてくれる良いものです。

まだまだ改善点はあると思いますが、スキルマップありなしで比べたらありの方が断然よい結果を得られました。

ただし、スキルマップを作成する前には必ずメンバー全員に同意を得る必要があります。

メンバーによっては周りと比べられているようで嫌だという人もいます。

なので、メンバーの同意を得た上で評価には使用しない旨をしっかり共有して理解をしてもらった上で使用するとよいでしょう。