pipenv --python 3.7.2
などとしてパッチバージョンまで含めてpipenvの仮想環境を作っても,
Pipfile に入るPython指定バージョンはマイナーバージョンまで. 「3.7」までしか入りません.
% cat Pipfile
[[source]]
name = "pypi"
url = "https://pypi.org/simple"
verify_ssl = true
[dev-packages]
[packages]
[requires]
python_version = "3.7"
このPipfileから環境を再現しても, 3.7.2の仮想環境が作られることは保証されません.
そこで Pipfileのなかの python_version = "3.7"
を python_full_version = "3.7.2
に置き換えてやると, パッチバージョンまで含む仮想環境を再現できるようになります 1.
普段使いでここまで細かいバージョンを問題にすることはあまりないですが, 実務においてはちょっと気になる話でした.
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python_version
とpython_full_version
を同時に指定するとエラーになる ↩