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JAZUG 14周年イベント登壇レポート:初めての社外登壇で得た学び

Last updated at Posted at 2024-11-01

はじめに

みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社の田代(@k_tashiro)です。

2024/10/5に開催されたJapan Azure User Group 14周年イベントにて登壇させていただきました。

本記事では、初めての社外登壇を通じて得られたことや気付き等の学びについてお話しします。
ご覧いただいた方が登壇に興味を持ってもらえたら幸いです。

登壇の背景

私は普段の業務でAzureを活用する機会が多く、情報収集においては公式ドキュメントや公式ブログを中心として、Japan Azure User Group(JAZUG)のようなコミュニティでの発表や事例紹介も調べたりしています。

このようなインプットを業務へ役立てておりますが、一方で社外に対するアウトプットはあまりしてきておらず、特に登壇についてはどこかの場で挑戦していきたいなという想いを持っていました。

そんな中、担当業務にて新しいツールの試行を開始したタイミングでJAZUG14周年イベントが開催されることを知り、「初めて触ってみた」というテーマのLTが設けられておりましたので、とても良い機会かもしれないと思い応募し登壇させていただくことになりました。

登壇に向けて以下のような目標を立てつつも、イベントを楽しむことを第一目標として当日に臨みました。

  • 聴いていただいた方が少しでも有益な情報を持ち帰れるように発表する
  • 発表に対するフィードバックをいただいて、理解を深めたり次のアウトプットの向上に繋げる
  • 様々な参加者の方々と交流する

登壇内容について

今回は、Azure Verified Modules(以下AVM)というツールについて、どのような特徴があるのかをご紹介させていただきました。
以下スライドは当日資料です。

登壇タイトルや資料ではAzure Verified Moduleと書いておりますが、正式名称はAzure Verified Modulesです。
誤った名称で発表してしまい大変失礼致しました。

AVMは、Azureの効率的な開発のサポートを目的とした、Microsoftにて検証されたIaCモジュール群です。

BicepやTerraformにより様々なAzureリソース(モジュール)が用意されているのですが、AVMとして制定している標準化仕様に沿って構築されており、Well-Architected Frameworkに極力アラインするようなパラメータ設定がされている等、開発者のIaC推進をサポートするようなツールになっています。

社内のAzure環境構築において、なるべく標準化された仕様に沿って進めていきたい考えがあり、AVMの導入試行を進めております。

登壇では、モジュールが持つ汎用性やモジュールの特性上ブラックボックスな部分等の注意点、といった実際に使用して分かったことを中心にお伝え致しました。

本記事では簡単なご説明とさせていただきますが、ご興味がございましたら上記スライドをご参照ください。

JAZUGの雰囲気

今回のイベントはオフラインで開催となり、多くの人が会場に足を運んでおりました。

私自身は久々のオフラインイベントであり、登壇者と参加者の距離の近さが久しぶりながらも新鮮に感じられました。

登壇内容は、ExpressRouteのコアな話から想定外のコスト増等の現場運用のノウハウ話までバリエーションに富んでおり、登壇者も参加者も知見の共有に対して楽しんで過ごされていたと思いました。

やはり対面だと反応がダイレクトに分かるのが良いなと思います。

詳細なレポートを発信されている方のリンクを掲載させていただきます。

登壇で得た学び

登壇自体がスキルアップになる!

社外登壇が初めてであり、参加者の皆さんが発表に興味を持ち、有益な情報を持って帰ってもらえるにはどのような構成が良いか、という点にはかなり悩みました。

また、改めて伝えたい内容を言語化すると、AVMの理解が曖昧な部分が浮き彫りになったため、追加検証をしたりドキュメントを読み直すことで、応募時点よりもAVMに対する理解が深まりました。

伝わる構成を考える点ではプレゼンのスキルと、しっかり資料化することで説明できるレベルの知識定着が行えたため、登壇準備の時点でスキルアップに繋がる実感がありました。

結果として、後段のようなリアクションをいただけたことから、伝わる発表内容に出来たと思うと同時に、自身が取り組んできたことが社外でも通ずるものとして自信になりました。

マイクの不慣れや、一方通行な発表スタイルになってしまったりと、発表に対する反省は多々ありますが、この反省を活かして次の機会により良い発表ができればと思います。

アウトプットがより多くのインプットに繋がる!

登壇後の懇親会では、自分から話し掛けさせていただいたこともありましたが、登壇きっかけで多くの方に話し掛けていただき、以下のような声をいただきました。

  • 「BicepやAVMを学習しようとしていて公式ドキュメントで分からなかったことが解説されていて大変に参考になった
  • 「プラットフォームエンジニアリングの文脈(・認知負荷を下げる ・セルフサービス)でも注目できるツールですね」

参考になったとダイレクトにいただけてとても嬉しかったです。
他の概念や技術に話は広がり、ちょっとしたディスカッションが出来たことも嬉しく、登壇の場は知識の定着スピードが早いなという気付きがありました。

ご参加されていたMicrosoftの方からは、AVMのコアチームや導入事例等についてお話でき、直接サービスの背景をお伺いできるのもメリットだと感じました。

X上では、様々な方に実況いただきました。

また発表を聞いて検証いただいた方もいらっしゃいました。

このようにアウトプットが更に多くのインプットを呼び込むことを実感し、もっと詳しくなろう、使いこなそうというモチベーションにもなっています。

改めて発表を聞いていただいた皆様ありがとうございました!
少しでも参考になれば幸いです。

まとめ

初めての登壇はとても緊張しましたが、得られたことの多さや参加者との繋がり、アウトプットの楽しさを知り、一歩踏み出して応募してみて良かったなと思います。
登壇の機会をくださったJAZUG運営の関係者の皆さま、ありがとうございました!

本記事をご覧いただいた方が、登壇に興味を持っていただけたら幸いです。
新たな発見があり、自分自身の成長に繋がると思います。

ご覧いただきありがとうございました。

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