代表的な制御構文
- 「順次、分岐、繰り返し」
- どんな複雑なプログラムも、上記3つの組合せで作成可能!
if文
基本構文
if(条件式) {
条件式に一致時の処理;
}else
条件式に不一致時の処理;
}
while文
<dd>実行してから条件式で評価するため、<strong>最低1回は処理が実行される</strong>。このことを<strong>後置判定</strong>という(↔︎前置判定)</dd>
### *for文*
<dd><strong>繰り返し回数を指定し、その回数処理を繰り返す</strong></dd>
##### *for文の基本構造*
for (①int 変数名 = 初期値; ②変数名 < 繰り返す回数; ③繰り返し時処理) {
繰り返す処理
}
<dd> ①何周目のループか記録しておく変数を代入する。<strong>ループ変数</strong>という</dd>
<dd> ②ループを継続するか否かを判定する条件式</dd>
<dd> ③繰り返す処理を終えた後("}"まで達した後)に実行される処理</dd>
##### *ループ変数について*
<dd> ・ブロック内の計算や表示に使用可</dd>
<dd> ・for文外で使用不可</dd>
##### *繰り返し処理の中断*
<dd> ・<strong>break文</strong>と<strong>continue文</strong>で繰り返し処理を中断出来る</dd>
<dd>break文の基本構文(例:5回目で処理を中断する場合)</dd>
for (int i = 1; i < 10; i++) {
if(i==5){
break;
}
繰り返す処理
}
<dd>continue文の基本構文(例:5回目のみ処理をしない場合)</dd>
for (int i = 1; i < 10; i++) {
if(i==5){
continue;
}
繰り返す処理
}
### *switch文*
<dd><strong>判断条件が複数ある場合、ifより完結に記載出来る<strong></dd>
##### *switch文の使用条件*
<dd> ・左右が一致するかを比較する条件であること</dd>
<dd> ・比較する値が、少数や真偽値では無いこと</dd>
##### *switch文の基本構文*
switch(変数名) {
case 値1 :
変数が値1に一致時の処理
break; /*breakで処理を終了させる
case 値2 :
変数が値2に一致時の処理
break;
default :
変数が全値に不一致時の処理
}
## 制御構文の構成要素
`if(条件式) {`
<strong>ブロック</strong>
`}`
#### *条件式の特徴*
<dd>・条件式は評価結果が`true`または`false`でなければならない</dd>
#### *条件式に文字列を使用する場合は・・・*
<dd>・`=("文字列")`では無く、`.equals("文字列")`</dd>
#### *ブロックの特徴*
<dd>・ブロック内で宣言した変数は、宣言したブロック内でのみ有効</dd>
<dd>・変数が利用可能な場所の範囲を**スコープ**という</dd>
## 関係演算子
<dd>条件式の中で用いられている記号</dd>
| 演算子 | 意味 |
|:-----------|--------:|
| == |左辺と右辺が等しい|
| != |左辺と右辺が異なる|
| > |左辺が右辺未満|
| < |左辺が右辺以上|
| >= |左辺が右辺以上|
| <= |左辺が右辺以下|
## 論理演算子
| 演算子 | 意味 |
|:----------|--------:|
|&& |AND(かつ)|
|ll |OR(または)|
## 否定演算子
<dd>・条件式の前に!を付ける事で、条件式の値・true/falseを逆転させることが出来る</dd>
###### `if(!(name.equals("a")))` → name=a<strong>で無ければ</strong>