17
14

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

pipenvの導入(requirements.txtも作る)

Last updated at Posted at 2020-03-11

はじめに

pipenvを導入したので,環境構築方法をまとめます.

余分なパッケージの入っていないrequirements.txtを作成したいので,devオプションを使って,コード内でimportするパッケージと環境構築のためにインストールしたパッケージを分けます.

間違いなどありましたら指摘していただけると非常に助かります.

環境

  • Windows 10 pro
  • PowerShell 5.1.18362.628
  • Python 3.7.6
  • pipenv 2018.11.26

pipenvのインストール

pip install pipenv

ローカル環境にpipenvをインストールします.

仮想環境の作成

仮想環境を使いたいディレクトリ内に入って

pipenv install --python=3.7.6

で仮想環境を作成します.バージョンは適宜使いたいものを指定します.

同時にPipfilePipfile.lockがカレントディレクトリに作成されます.

ls

でファイルが作成されていることを確認できます.

必要なライブラリのインストール

pipenv install [package]

で仮想環境に入らずに仮想環境内にパッケージをインストールできます.例えば,

pipenv install numpy

とするとnumpyがインストールできます.

--dev オプション

pipenv install --dev [package]

--devオプションを使うと開発用パッケージとしてインストールできます.

環境構築のために使うパッケージはdevオプションを使ってインストールし,
コード上でimportするようなパッケージはこのオプション無しでインストールします.

仮想環境内のパッケージの確認

pipenv lock -r

で仮想環境に入っているパッケージの一覧(--devで入れたもの以外)が表示されます.

pipenv lock -r -d

で開発環境のパッケージが確認できます.

pipenv run pip freeze

で,入っているすべてのパッケージが確認できます.  

requirements.txtの作成

pipenv lock -r > requirements.txt

でカレントディレクトリにrequirements.txtの作成ができます

削除とPipfileのクリーン

pipenv uninstall [package]

パッケージをアンインストールします

pipenv clean

パッケージをuninstallしても残っている依存パッケージを削除します.

[参考]https://qiita.com/eduidl/items/c0e8256bb3a5a735d19c  

pipenv --rm

仮想環境を削除します.

その他コマンド

pipenv --venv

仮想環境のpathを取得.仮想環境があるかどうかの確認に使えます.

pipenv shell

仮想環境に入ります.

exit
仮想環境から出ます

※PowerShellを使っている場合,pipenvで仮想環境に入っても仮想環境に入っているという表記がありません(わかりにくいです).

追記

jupyter labやVScodeには,仮想環境を選択できる仕組みがあるので,
switch kernel
などをクリックして仮想環境を変更することができます.

17
14
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
17
14

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?