はじめに
今更ながら、AZ-103を受験し合格しました。
新入社員依頼、あまり資格学習をしていなかったのですが、コロナ禍でできた時間を生かして、これまで興味はあったのですが、後回しにしていた学習をやってみました。
同じように、学習に励んでいる方も多いのではないでしょうか。そんな方に少しでも参考になればと思い、本記事を書いてみます。
ただ、試験の傾向や学習方法は、既に十分な情報があるかと思います。
今回はできるだけ楽をして資格だけ取りたいという私みたいな人向けに以下のポイントを書きます。
- 最小コストを意識して事前調査した内容
- 受験時に感じたこと、ポイント
最小コストを意識して事前調査した内容
普段、実業務ではシステムの実装よりも、上流の計画、設計、課題管理が主となります。
そのため、実装スキルよりもサービスの全体感の知識を体系的に習得することを目標としました。
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AZ104が提供されていますが、2020年6月27日現在では、英語のみのようでした。
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取得する資格自体は変わらないし、デメリットを感じなかったのでAZ103を受けることとしました。
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MCP受験料、地味に高いです。2万円という額は20代のエンジニアにとっては地味にきついと思います。
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今回、Build2020にタダで参加できて、いくつかの条件を満たすとバウチャーがもらえました。
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私の会社と同じように、合格時のみ受験料を負担してくれる会社の場合、このような機会を活かすのもいいと思います。
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入門のAZ900や、IoTとかでもちょいちょいバウチャー付きの無料セミナーを見かけます。
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学習したこととしては、AZ103の受験ページの下部のMSlearnの内容を2割くらいやりました。
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事前知識としては、
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運用環境ではない環境に適当にVMたてたり、素人程度
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IaaS利用のリスク把握のために、IaaS VNETやNSG、AzureADとMFA周りはある程度使用を理解し、実装したこともあった。
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上記、ある程度理解している自信がある部分は、MSlearnをざっと見、大項目、キーワードを拾いつつ、知らないワードはちゃんと読む。
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ラボ問題も似たような操作やったことあるのは飛ばしながら。
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設問はちゃんと解く。わからないことは戻って調べる。
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あと、実運用をやってないので、サブスクリプションの管理やバックアップの知識がなかったので、この辺りは個別の設問もやりました。
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ただ、あまりコツコツ読んでても頭に入ってこないところもあり、結局ざっと見でやってたところも多いです。
受験時に感じたこと、ポイント
他の方も言ってますが、VNET、NSGは結構でます。ここちゃんと理解してないときついです。ただ知識量としては大したことないので、勉強時間はそんなにかからないと思います。
RecoveryService関連も結構でたのですが、全然わからなかったです。知識としてざっと見で読んでも、実運用の観点をもってない私にとっては見逃してしまうところなんだと思います。
あと、知識がなくてもちゃんと読めばわかる問題も多いです。
Azureのサービスは基本的にツリー構造にどうせなってて、ポリシーは下位に継承されるだろうとか、
最後2択で迷ったら、自分ならこういう操作するときこうできないと困るなぁとかで解いていきました。
試験時間は、3時間です。私の場合開始10分で腹痛に襲われました。我慢しながら進めることもできたのですが、一度係りの人にお願いして、トイレ退席をしました。試験時間は止められないですが、時間は十分あり、15分位ロスしても1時間くらいはあまりました。結果としては、その後落ち着いて設問を読めたことの利点の方が大きかったです。
まとめ
結果としては、772点で割とギリギリなので、あまり参考にならないかもですが、以下のようにまとめます。
- VNET、NSGは大事。ちゃんと理解しよう。
- サービスの特徴を理解しよう。サービスはリソースを管理しやすいように作られてるので、管理する視点で特徴を捉えよう。
- 時間は十分あるので、読みづらい日本語にも負けずに落ち着いてしっかり読もう。