ChatGPT、Claude、Geminiを同時に動かして最強の回答を見つけられる「天秤AI」が神すぎる。GMOが開発したこの無料ツールで、AIの使い方が完全に変わった。複数AI比較、壁打ち機能、コスト削減効果まで、実際に使って分かったメリット・デメリットを本音でレビュー。
金曜の夜、いつものようにAI関連のニュースをチェックしてたら、Twitterで「天秤AI」というワードがトレンド入りしてることに気づいた。
「また新しいAIツールか...」と思いつつクリックしてみたら、これがマジでヤバかった。
ChatGPT、Claude、Gemini、Perplexityを同時に動かして、回答を比較できるって何それ、夢のような話じゃん。
しかも無料。
実際に使ってみたら、今まで「どのAI使えばいいかわからん...」って悩んでた時間が完全に無駄だったことが判明。これ、AIを使う全ての人が知るべきツールだわ。
天秤AIって何?GMOが作った神ツール
天秤AI(正式名称:天秤AI byGMO)は、GMOインターネットグループが2024年6月にリリースした複数AI同時実行・比較プラットフォームだ。
簡単に言うと、1回のプロンプト入力で最大6つのAIモデルから回答をもらって、それらを横並びで比較できるサービス。
対応しているAIモデルがマジで豪華:
- OpenAI:GPT-4o、GPT-4o mini、GPT-3.5 Turbo、OpenAI o1シリーズ
- Anthropic:Claude 3.5 Sonnet、Claude 3 Opus、Claude 3 Haiku
- Google:Gemini 1.5 Pro、Gemini 1.5 Flash、Gemini 2.0 Flash
- その他:Perplexity、Llama 3.1など
2025年5月のリニューアルで全27種類のAIモデルに対応。これだけの選択肢があるAI比較サービスは他にない。
実際に使ってみて分かった「ヤバい機能」
1つのプロンプトで複数AIが同時回答
これが天秤AIの核となる機能。同じ質問を6つのAIに投げて、それぞれの回答を見比べられる。
例えば「SEOに効果的なブログタイトルの付け方」について聞いてみると:
- GPT-4o:具体的な手法を数値付きで説明
- Claude 3.5 Sonnet:実践的な例文を交えた回答
- Gemini 1.5 Pro:理論的背景から詳しく解説
同じ質問なのに、これだけ違うアプローチで回答してくる。これまで1つのAIしか使ってなかった人は、絶対に損してる。
「壁打ち機能」が思考整理に最強
個人的に一番気に入ってる機能がこれ。複数AIの回答を自動的に統合・要約してくれる特許出願中の機能だ。
使い方は簡単:
- 複数AIに質問を投げる
- 「壁打ち」ボタンをクリック
- 各AIの回答が自動で統合され、新しい視点の回答が生成される
アイデア出しや企画書作成で使うと、1人じゃ絶対思いつかない角度からの提案がバンバン出てくる。
履歴保存で過去のやり取りを参照可能
これまでのプロンプトと回答が自動保存されるから、「あの時の回答、なんだったっけ?」ってなったときにすぐ確認できる。
無料プランだと10件、有料プランなら100件まで保存できる。
料金プラン:無料でも十分使える
2025年2月から有料プランも追加されたけど、無料プランでもかなり使える。
無料プラン(Free)
- 月額:0円
- 基本AIモデル:無制限利用
- 高度AIモデル:1日80クレジット付与
- 履歴保存:10件まで
- ファイルアップロード:不可
有料プラン(Plus)
- 月額:970円
- 基本AIモデル:無制限利用
- 高度AIモデル:1日80クレジット付与
- 履歴保存:100件まで
- ファイルアップロード:対応
法人版(Biz)
- 月額:1,000円/ID〜
- 組織管理機能
- セキュリティ強化
- プロンプト社内共有
- 利用状況ダッシュボード
正直、無料プランでも普通に使える。クレジット制限はあるけど、GPT-4oやClaude 3.5 Sonnetといった高性能AIも無料で使えるのは破格。
メリット:なぜ天秤AIを使うべきか
1. 圧倒的な時間短縮
これまで:「ChatGPTで質問 → 結果確認 → Claudeで同じ質問 → 結果確認...」
天秤AI:1回の入力で全部完了
この効率差は本当にデカい。特にコンテンツ制作や企画立案で複数の視点が欲しいときは、作業時間が1/5くらいになる。
2. 最適なAIモデルの発見
「この作業にはどのAIが一番向いてるんだろう?」って疑問、絶対あるよね。
天秤AIなら実際に試しながら比較できるから、自分の用途に最適なAIが見つかる。翻訳はClaude、データ分析はGemini、創作はGPT-4o...みたいな使い分けができるようになる。
3. コスト削減効果がエグい
ChatGPT Plus(月額20ドル)、Gemini Advanced(月額20ドル)、Claude Pro(月額20ドル)を個別契約すると月額60ドル以上。
天秤AIなら無料プランでこれら全部使える。年間700ドル以上の節約になる計算。
4. 新しい視点やアイデアの発見
複数AIの回答を見比べてると、「そんな角度からの答えもあるのか!」って発見が必ずある。
特に壁打ち機能を使うと、1つのAIでは絶対に出てこない斬新なアイデアが生まれる。創造性を求められる仕事をしてる人には本当におすすめ。
デメリット・注意点:事前に知っておくべきこと
1. テキスト生成のみ対応
天秤AIは文章生成に特化してる。画像生成、音声生成、動画生成には対応してない。
DALL-EやMidjourneyみたいな機能を期待してる人は、別のツールと併用する必要がある。
2. 高度な機能は使えない
ClaudeのArtifacts機能やChatGPTのCanvas機能みたいな、各AIの独自機能は利用できない。
あくまで「基本的なテキスト生成の比較」に特化したツールだと理解しておこう。
3. プロンプト文字数制限
1回の入力で最大10,000文字まで。A4用紙5枚分くらいだから、普通の使い方なら問題ないけど、超長文のプロンプトを使いたい人は注意。
4. 情報の正確性は要チェック
これは天秤AIに限った話じゃないけど、AI生成コンテンツには「ハルシネーション」(事実と異なる情報を生成する現象)のリスクがある。
特に以下の分野では必ず人間がファクトチェックを:
- 医療・健康関連の情報
- 法律・金融関連のアドバイス
- 最新ニュースや統計データ
- 専門的な技術情報
5. 混雑時の待機時間
人気が出すぎて、たまにサーバーが重くなることがある。特に平日の昼間とか、みんなが使う時間帯は少し待たされることも。
まあ、無料で使わせてもらってるから文句は言えないけど。
使用時の注意点:安全に活用するために
機密情報は入力しない
天秤AIに入力した情報は各AIサービスのサーバーを経由する。以下の情報は絶対に入力しないように:
- 個人情報(氏名、住所、電話番号など)
- 企業の機密情報
- クレジットカード番号などの決済情報
- パスワードやAPIキー
機密性の高い情報を扱うときは、仮名やダミーデータに置き換えて使おう。
著作権リスクへの対応
AI生成コンテンツは既存の著作物と類似する可能性がある。商用利用する場合は:
- 著作権チェックツールでの確認
- 法務担当者への相談
- オリジナリティの追加・編集
これらを忘れずに。
倫理的な利用を心がける
天秤AIの高度な文章生成能力を悪用すれば、フェイクニュースやスパムコンテンツも作れてしまう。
生成されたコンテンツの使用目的をしっかり考えて、倫理的な利用を心がけよう。
実際の活用事例:こんな使い方がおすすめ
ブログ・コンテンツ制作
記事のタイトル案、見出し構成、導入文の作成で大活躍。複数AIの提案を見比べて、一番刺さりそうなものを選択。
実際にこの記事も、天秤AIで複数のタイトル案を比較して決めた。
マーケティング・企画立案
新商品のキャッチコピー、SNS投稿文、プレスリリースの作成。それぞれのAIが異なる視点から提案してくれるから、アイデアの幅が一気に広がる。
プログラミング学習
エラーの解決方法を複数AIに聞くと、それぞれ異なるアプローチで回答してくれる。より深く理解できるし、複数の解決策を知ることができる。
語学学習・翻訳
同じ文章を複数AIで翻訳して、一番自然な表現を選択。ニュアンスの違いも学べて一石二鳥。
SEO対策
検索キーワードの選定、メタディスクリプションの作成、構成案の比較検討。SEOライティングの質が格段に上がる。
他のAIツールとの違い:なぜ天秤AIなのか
vs ChatGPT・Claude・Gemini(単体利用)
- 天秤AI:複数AIの回答を同時比較、客観的な判断が可能
- 単体AI:そのAIの特性に依存、比較対象がない
vs Poe・Character.AI
- 天秤AI:日本語対応が充実、ビジネス利用に最適化
- 他サービス:エンタメ要素が強い、ビジネス利用には向かない
vs Cursor・Codeium(コーディング特化)
- 天秤AI:汎用的な文章生成、幅広い用途に対応
- コーディング特化ツール:プログラミングに特化、他の用途には不向き
2025年の最新動向:ここからさらに進化
天秤AIは2025年に入ってからも着実に進化を続けている:
5月のUI大幅リニューアル
- 初心者でも直感的に操作できるシンプルなデザイン
- ブランドカラーをGMOのコーポレートカラーに変更
- 視認性と操作性が大幅向上
対応AIモデルの大幅拡張
2024年後半から2025年前半にかけて、OpenAI GPTシリーズ、Google Geminiシリーズ、Anthropic Claudeシリーズの最新モデル7種を追加。全27種類の豊富な選択肢。
法人版「天秤AI Biz」のリリース
2025年3月31日に法人向けサービスを開始。組織管理機能、セキュリティ強化、社内プロンプト共有など、企業での本格運用に必要な機能を搭載。
今後の予定機能
- 画像生成機能の追加
- Web検索機能の強化
- AIエージェント機能
- モバイルアプリの提供
まとめ:天秤AIは全AIユーザー必携のツール
正直、天秤AIを使い始めてから、AI活用の効率が桁違いに上がった。
「どのAI使えばいいか分からない」という悩みが完全に解決した。複数AIの回答を見比べることで、それぞれの特性や得意分野が手に取るように分かる。
特に以下に当てはまる人には絶対におすすめ:
- AIを仕事で活用したいビジネスパーソン
- コンテンツ制作をしているライター・マーケター
- 複数AIの特性を理解したい初心者
- AIツールのコストを抑えたい個人・中小企業
- 新しいアイデアや視点を求めるクリエイター
無料で始められるから、とりあえず試してみる価値は絶対にある。月額数千円のAIサブスクを複数契約する前に、まず天秤AIを触ってみよう。
AIの可能性を最大限に引き出したいなら、今すぐアクセスして実際に使ってみてほしい。きっと「なんで今まで知らなかったんだ...」って思うはず。
【天秤AI公式サイト】
https://tenbin.ai/
2025年のAI活用は、天秤AIから始めよう。
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