#はじめに
大学生協で購入したdynabookでUbuntuをデュアルブートしたい。
同じことをやっている先人たちがいましたが、うまくいっていなかったり、CSMブートを使用していたりなど複雑そうだったので、UEFIで起動させることを前提に挑戦してみた。この辺の知識が全然ないので意味わからん事書いてるかもしれません。
※失敗してOSが起動できなくなっても責任をとりませんので、バックアップを取るか、メインでないハードディスクを使用するなどしてください。
#環境
PC : TOSHIBA dynabook R732 (文教モデル)
OS : Windows 8 → 8.1 → 10
今回新たにインストールするOS : Ubuntu 18.04
#手順
###1 UbuntuのLive USBを作成
適当なUSBを用意。
OSはこちらのサイトから、ubuntu-ja-18.04.1-desktop-amd64.isoをダウンロード。
Universal USB Installer などを使用して、Live USBを作成。
詳細は省略。
###2 Windows側の設定
高速スタートアップを無効にしておく。
コントロール パネル\ハードウェアとサウンド\電源オプション\システム設定"高速スタートアップを有効にする"のチェックを外す。
###3 BIOSの設定
BIOS画面を開き、設定を変更する。
dynabookの場合、PCをシャットダウンしてから起動→F2ポチポチでBIOSの画面に移る
- Secure Bootを無効にする
- ブートの優先順位をUSB上位にしておく
PCを起動するときにF12ポチポチで、起動するディスクを選択する画面になるので、2 の設定はしなくてもよい。
###4 Ubuntuのインストール
Live USBからUbuntuを起動、"インストールせずUbuntuを試す"を選ぶ。
GPartedでUbuntu用のパーティションを作る。
/dev/sda4 がWindowsのCドライブになっていて、後ろから40GBを縮小し、空きパーティションとした。
デスクトップのinstall ubuntuからUbuntuをインストール。
途中、インストールの種類では、手動ではなく"Windows Boot Managerとは別にインストール"を選択。
/dev/sda2にgrubがインストールされる(/dev/sda2はもとからあったEFIパーティション)
インストール完了後、再起動しても System BootOrder not found. と出たので再びUSBから"インストールせずUbuntuを試す"を起動。
Terminalを開き、以下のコマンドを入力。
$ sudo su
# mount /dev/sda2 /mnt/
# cp /mnt/EFI/ubuntu/grubx64.efi /mnt/EFI/Boot
# rm -r /mnt/EFI/Boot/bootx64.efi
# mv grubx64.efi bootx64.efi
# umount /dev/sda2
# reboot
やったことは、EFIパーティションのsda2をマウントして、
/EFI/ubuntu/grubx64.efiを/EFI/Bootにコピーして、名前をbootx64.efiに変更しただけである。
これでgrubが起動し、ubuntuとWindowsが選べるようになった。
#おわりに
Ubuntuを起動し、最初のパッケージアップデートをするとまたgrubが起動できなくなったので、上のコマンドを再度実行したら直った。
繰り返しますが、まずはバックアップを取ってから作業するようにお願いします。