1.概要
FlaskとYOLOV5を使って、物体検出を行うwebアプリを作成しました。
(1)「ファイル選択」でjpgまたはmp4ファイルを選択して「送信」)
(2) 物探検出結果をグラフとgifで出力
以下3つの環境での立ち上げを紹介します。
- Google Colaboratory環境でのWebアプリの立ち上げ
- Local環境でのwebアプリの立ち上げ【今回紹介】
- herokuへのWebアプリのデプロイ(作成中)
2.Local環境でのWebアプリの立ち上げ
※今回ご紹介するのはWindows10環境になります。Mac等の他環境では手順が異なるところ複数あるかもしれません。
2.1.Anacondaのインストール
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以下のサイトからAnacondaのインストールします。
https://www.anaconda.com/products/individual
詳細なインストール手順は以下のサイトの最初からページ真ん中までが参考になるかなと思います。
https://tech-diary.net/anaconda-install-windows/ -
Anaconda Navigatorを開いてライブラリをインストールします(以下、キャプチャ画像とともに説明)
[1] Annaconda Navigatorを立ち上げる。
[2] 左メニューの「Environments」をクリック。
[3,4] 「Unpdate index...」をクリックして更新が終わったら「Create」をクリック。
[5,6]あたらしく表示されたWindow内の「Name」を書いて(好きな名前をつけてください)、Pythonにチェックを入れてバージョンを選択。(今回紹介するアプリの動作確認できている3.7を推奨)
[7,8] 「All」を選択して、「anaconda」で検索。
[9,10] 検索ででてきた「anaconda」にチェックを入れて、「Apply」をクリック。
[11] 新たに表示されたWindow内の「Apply」をクリック。
[12] [8]で「anaconda」で検索したものを「opencv」に置き換えて[9]~[11]の処理を同様に実行。
[13] 再生ボタンぽいボタンをクリックして「Open Terminal」をクリック。
[14,15] 「conda install -c plotly plotly」と入力し、Enterで実行。Proceed([y]/n)? と表示が出たら「y」をタイプしてEnterで実行。
[16] 同様にTerminal上で「conda install pytorch torchvision -c pytorch」も実行
2.2.ファイルの準備
準備するファイルは以下で紹介したものと同様。
https://qiita.com/k_koba619/items/5f10d2e56035a059d9ae#21%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%BA%96%E5%82%99
2.3.ファイルの実行
① cdコマンドで、準備したファイルのあるディレクトリまで移動。
② 「python app.py」を実行
③ 「http://~」が表示されたらをブラウザのURLバーに以下のどちらかを入力
http://127.0.0.1:5000/
http://localhost:5000/
※初回は警告が出るが「アクセスを許可する(A)」をクリック
(操作方法は「1.概要」(1),(2)ご参考)
④動作は停止はTerminal上「Ctr+C」で可能。
以上