はじめに
株式会社LITALICOでQAチームに所属している@k_kitamuraと申します。
好きな食べ物は唐揚げ、好きな飲み物はカルピスです。
前に勤めていた会社でCS(カスタマーサポート)を担当していたので、その経験を活かしてソフトの品質を高められるよう日々テストに勤しんでおります。
ただQAとしての技術はまだ未熟なため何か学習におすすめの書籍はないかお尋ねしたところ、「ソフトウェアテスト技法練習帳」という書籍を紹介してもらいました。
本記事ではこの書籍を用いた勉強会のお話をさせていただきます。
なぜ勉強会をやることになったのか
上記でも少しお話したとおり、私が所属しているQAメンバーの中で私を含めテスト経験の浅いメンバーが何名かいたため、経験者との知識の偏りをなくすため学習におすすめの書籍を経験者の方に尋ねたところ、「ソフトウェアテスト技法練習帳」(以下 練習帳)を紹介していただきました。
練習帳とのことで問題を解いていくタイプの書籍だったので、時間をとってみんなで集まってやっていきましょうかと同じメンバーで当時リーダーだったNさんがすすめてくださったのが勉強会を始めるきっかけでした。
勉強会の内容
練習帳は大きく分けて
- Part1:同値分割法と境界値分析
- Part2:デシジョンテーブル
- Part3:状態遷移テスト
- Part4:組合わせテスト
- Part5:総合問題
と5つの章に分かれており、それぞれの章に問題が用意されております。
まず各問題を個人で挑戦し、夕方頃に全員で集まってそれぞれの回答を発表→解答例と解説を確認という流れで実施しておりました。
実施するにあたって大事にしていたこと
わからないことをわからないままにすると後の勉強会にも響いてきたりするので、その場で解決を目指すことが大事だと思いました。
ファシリを一人に集約すると他のメンバーの気が抜けることもあると思うので、参加者全員が発表・発言できるような空気を心がけてました。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
勉強会を実施する中で改善してきたこと
練習帳にある解答例がなぜその答えになるのか納得できない場合があり、その問題・解答に対してみんなで議論するような時間が徐々に増えていったことです。
議論を通してメンバーそれぞれの視点やノウハウが共有できたので全体的にスキルアップに繋がったとQA業務を通じて実感できました。
さいごに
読んでいただきありがとうございます。
普段の業務をこなしつつ勉強会を実施していくのは大変ですよね...
せっかく開催しているので参加者には楽しんでもらうような雰囲気もまた重要だと思います。
人生は日々勉強、学びを楽しんでいきましょう!
書籍紹介
ソフトウェアテスト技法練習帳
↓技術評論社HP