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エンジニアになるために学生の頃にやっておくと良い4つのこと

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社会人5年目エンジニアが、大学時代にやっておいてよかった(やっておくとよかった)と思うことをつらつらと書きます。

得意な(好きな)プログラミングの分野を見つける

そも、プログラミングが得意(好き)と一言に言っても千差万別だったりします。
アルゴリズムを解くのが得意だったり、
Webアプリやスマホアプリなどのユーザ体験を提供するのが得意だったり、
あるいはサーバ側の設計や性能を突き詰めるのが得意だったり。
自分にとってなにが一番得意か、を知ることでその長所を伸ばすことができます。

とはいうものの、なかなか自分の得意分野はわからないもの。
なので、大学時代にしかできない、自分の得意分野を見極める簡単?な方法をば。

3日間、引きこもってプログラミング

3日間ただひたすらにプログラミングします。朝起きたらPCをつけてプログラミング、腹が減ったら軽食食べてプログラミング。眠くなるギリギリまでプログラミング。
この生活を3日ほどやって、ストレスを感じなければ向いている可能性が高いです。
反対にすぐ別のことに気が散ったり(テレビを見たり、ゲームをしたり、スマホをいじったり)、苦痛に感じるのであれば、向いてない可能性が高いです。

作ったものを一般公開し、利用してもらう

自分の得意分野が見つかったら、それを公開し、利用してもらいましょう。
簡単なのはスマホアプリを公開することです。
特にAndroidアプリなら3千円程度あればGooglePlayに公開できるのでオススメです。
サーバー系ならHerokuやAWSなどを使って公開して一般ユーザに使ってもらいましょう。

で、なぜこれが重要なのか。
それは「ユーザに価値を提供する」という一連の体験ができるからです。この体験は非常に強力で、大学の座学では絶対に経験できません。
この体験から得られるものは多岐にわたります。

  • そもそもユーザが何を必要としているか
  • ユーザが使いやすいと感じるものはなにか
  • ユーザからは自分の提供する価値がどう見られるのか
  • 保守性の重要性
  • 広告の重要性

ミソは一般ユーザに使ってもらうところにあります。
大半の人はアプリを作っても自分だけしか使わない、あるいは身内だけなど、クローズドな範囲で止まってしまいます。
しかし実際の会社では見ず知らずの人に価値を届ける場合が大半です。これはクローズドな環境では通用しない様々な問題を生みます。
それらを学生のうちに経験しておくことで、ビジネスの観点も持ち合わせて提供する価値を考えることができるようになります。

また、一般に公開しておくことで転職する際のネタにもなります。サービスを提供した時の苦労話や、工夫したこと、使った技術など、話すことには困りません。さらに一般に公開していることで公平性もあります(提供した価値が身内びいきな見解でないということ)。

なので、最も自由な時間が多い学生の時代にそれらをやっておくことをオススメします。

英語を聞けるように、しゃべれるようにする

「書けるように」や「読めるように」も重要ですが、最悪Google先生に頼れます。
しかし「聞く」と「しゃべる」だけは自力でやるしかありません。

で、もし可能なら海外留学をオススメします。
単純に聞く、しゃべる、だけでなく、海外の文化に触れることができるからです。
日本にいると知らず知らずに考え方がガラパゴス化し、グローバルではありえないけど、日本ではまかり通る、みたいなシーンが多々あります(労働条件なんてのが最たる例です)。
加えて留学することで、海外とのコネを作ることもできる、海外に就職することへの抵抗が減る、就活に有利、といったメリットが付随してきます。

ちなみにこれは、自分が学生の頃にやっておけばよかった、と後悔してることの一つです。

異性の多いサークルに入る

ふざけているように見えますが至って真面目です。理由は2つあります。

結婚する気があるなら学生時代に相手を見つける

注意:この章だけは多分に想像が混じってますので、事実と異なる場合があります!!

まず、前提として会社の開発部門で素敵な出会いがあるなんてのは7,8割近くが幻想です。
残りの2割はベンチャー企業で、かつ若いメンバーが多く、各部署の風通しがよいならワンチャンあるかもしれません、多分。

そしてたとえ残り2割を引けたとしても、あくまで仕事の付き合いから恋愛まで持っていくのは大変でしょう。破局したら居辛さ半端ないですからね。

で、会社で結婚相手がいないとなると合コンや街コンや婚活で相手を探すことになります。例外はあるにせよ、数回の飲み会で相手のことを深く知るには相当なコミュ力が試されるのではないでしょうか。
その点、サークルは3、4年間ほぼ毎日顔をあわせることになります。それだけあれば幽霊部員でない限りは相手の良いところも悪いところもわかってくるはずです。その上で一緒にいたいと思える相手を探せるのですから、社会人とは雲泥の差です。

もちろん、社内恋愛で結婚した人もいれば、街コンで付き合ってゴールした人も知っているので、人それぞれだとは思います。

異性とのコミュ力を身につける

当たり前といえば当たり前ですが、どんな部署にせよ多少は異性とのコミュニケーションが必要になります。さらにリーダー格となれば部下として異性の人を持つことも多いでしょう。
その時、小学生みたいな異性との接し方だと訴えられる可能性すらあります(特に男性の場合)。

ので、異性との接し方はそれまでに学んでおくことが吉でしょう。(経験則)

さいごに

エンジニアは他の職(をあまりしらないので声を大にしては言えませんが)と比べて会社の選択肢が多いと思います。極端な話、Web系とJavaさえ書ければ就職先は多くあるでしょう。
しかし、そのなかで居心地のいいと思える職場はなかなか出会えるものではありません。
というより、転職前提なところもあります。
そのとき、学生のうちに自分の方向性を知り、選択肢を広げ、技術力を磨いておくことは将来大きな武器になります。
卒論や修論を出し終えたあとでも遅くはないと思います。ぜひ、トライしてみてください。

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