Sprint Planning(スプリント計画)
目的:短期間で、何を、どのように実現するか
時間:だいたい2〜4時間/Week
Input:プロダクトバックログ
Output:選択されたプロダクトバックログ&スプリントバックログ
プロダクトバックログ(PBL)→目的の資料、相対見積もり
スプリントバックログ(SBL)→PBLを実現するための具体的なタスク一覧。絶対見積もり(時間)
やること
次のスプリントで何をするかを計画する
メモ:
- チームが働ける時間≠勤怠時間(本当にチームがプロダクトに費やせる時間がチームが働ける時間.
だいたい1日5時間くらい)
Howto相対見積もり
- 一番単純なモノを2とする
- その後相対的に8となるものを決める
- その2つの作業をベースに大きいか、小さいかで見積もって行く
Daily Scrum(デイリースクラム)
目的:チームが学習したことを共有すること
時間:15分/日。終わりの時間厳守
Input:SBL、チームの学習
Output:最新のSBL
やること
今日、何をやるか、昨日学んだことを共有する
DailyScrumで3つの聞くべきこと
- (前日のDailyScrumから)何をしたか
- (次のDailyScrumまでに)何をするか
- 気にしていること、懸念事項
メモ:
- 問題解決の議論の場ではない
Product Backlog Refinement(プロダクト計画)
目的:中・長期的な計画
時間:2~5時間/2Weeks(まとめてやる必要はない)。時間厳守(時間かけても終わらないものだから)
やること
次回以降のスプリントでやること・優先度を決める
Input:PBL、マーケットの動き、顧客の情報、チームからの情報
Output:最新のPBL
プロダクトバックログの要素はINVESTの原則を満たすようにする
I - Independent(独立していて、他の作業に依存していないこと)
N - Negotiable(交渉可能であること)
V - Valuable(顧客にとって価値のあるものであること)
E - Estimable(見積もり可能な単位であること)
S - Sized Right(小さい手頃なサイズであること。大きすぎないこと)
T - Testable(テスト可能であること。その作業が完了したかどうかが明確に分かること)
Sprint Review(スプリントレビュー)
目的:Productの現状を確認する、Productをよりよくするための議論をする
時間:1~2時間/sprint。各スプリントの最後らへんでやる
Input:製品、選択されたプロダクトバックログ(つまり、SBL)、みんなからのコメント
Output:ステータス(Accept/Deny)の更新されたプロダクトバックログ
レトロスペクティブ(振り返り)
目的:チームの働き方を改善する
時間:1~2時間/sprint
メモ:プロダクトの話はNG
Intput:SBL、チームの学び
Output:次のスプリントでTryしてみること
Define of Done(完了の定義)
What is :全てのプロダクト、リリース共通でやることの定義一覧
Done:スプリント中に実現可能かどうかの判断で、可能なもの
UnDone:スプリント中に実現可能かどうかの判断で、できないもの
Undoneに割り振られたものはPBLに追加し、作業として扱う
メモ:
- Undoneを減らせばリスクが減って行く
- Undoneの作業をするスプリントをリリーススプリント、あるいはバーンスプリントと呼ぶ
- Sprint単位のアウトプット(ベロシティ)を安定させる。Undoneを減らすことが重要