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ArchLinuxで日本語入力環境を整える

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最近、自作PCを組んで、MacからArchLinuxへ環境を移行しました。その時少々日本語入力の設定に手こずったのでメモしておこうと思います。

iBusやFcitxなど様々なインプットメソッドがありますが、調べてみるとiBusよりもFcitxに乗り換える傾向が多いようなので今回はFcitxでやります。

環境

  • Arch Linux x86_64
  • 5.0.12-arch2-1-ARCH
  • WMはi3
  • ターミナルは、urxvt

Fcitx関係のインストール

pacman -S fcitx fcitx-mozc fcitx-configtool

インストール完了後、ユーザーのホームの下に、「.xprofile」の名前でファイルを作成し以下の内容を書き込みます。エディタなんでも構いません。僕は、Neovimが好みです。

export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx

ファイル作成後は、一旦ログアウトしログインします。

入力ソースの設定

rofiを使っているのでその場合は、「fcitx」で検索するとfcitxの設定画面が開きます。
コマンドで実行する場合は、「fcitx-configtool」です。

「➕」のボタンを押して、「Japanese」とか入力すると、「Mozc」が選択できるので追加します。

この段階で、ChromeやSlack等での日本語入力はできました。

urxvtで日本語入力するための設定

ユーザーのホームの下に、「.Xdefaults」または「.Xresources」の名前でファイルを作成し以下の内容を書き込みます。

URxvt.perl-ext-common:      xim-onthespot
URxvt.inputMethod:          fcitx
URxvt*preeditType:          OnTheSpot

.Xresourcesで設定を行った場合は、毎回忘れずに、xrdb -merge ~/.Xresourcesを行う必要があります。

コマンドが見つからない場合は、インストールされていないのかもしれません。以下のコマンドでインストールできます。

pacman -S xorg-xrdb

ここで、またFctixの設定を行います。
「Addon」 -> 「Advanced」にチェックを入れ -> 「Fcitx XIM Frontend」にチェックを入れ -> 「Configure」-> 「Use On The Spot Style for XIM」にチェックを入れます。

設定後、再度ログインを行います。

僕の場合は、これでurxvtでも日本語入力が行えました。これで、ncmpcppで日本語の曲が検索できます。

最後に

Qiita初投稿なのでなにかおかしいところや、直したほうがいいところなどあれば気軽に教えてくれると助かります。記事でわかりにくいところや、やっても動かない等あれば教えてください。できる限り協力します。あと、ArchLinux良いですよね。

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