最近CML2で稼働しているネットワーク機器に対してRestconfで情報取得や設定変更などを試しています。
その際にPostmanというツールを使っているのですが、複数機器に同一の処理を行う場合にEnvironmentsを使って接続先の機器ごとにパラメータを切り替える方法をご紹介します。
※EnvitonmentsはAPI実行時に環境変数を利用する機能です。
今回はネットワーク機器の設定保存を行うPOSTリクエストを例に説明します。
上の画像で波括弧で囲っている {{host}} などがEnvironmentsの変数を参照している箇所です。
また今回リクエスト実行時に利用されるEnvironmentsは右上の赤丸で囲っている箇所から選択します。
今回は"testRT"というEnvironmentを選択しています。
次にEnvironmentsの中身を見てみます。
Environmentsへは画面左のメニューから移動します。
こんな感じで接続先の機器ごとに、
- ユーザ名
- パスワード
- ホスト名(IPアドレス)
- ポート番号
などを登録しておけば十分だと思います。
試しにPOSTリクエストを投げて、設定保存を行ってみます。
"Save running-config successful"と返ってきたので、無事に実行されたようです。
知っている方からすればなんてこともない話ですが、まだ使ったことがないという方は是非試してみてください。