はじめに
先日リリースされたk3sは、リソースが少ないIoT機器などを想定して作られているようですが、、、
リソースが貧弱な機器の代表として、企業SEのPCというものがあります。(個人的な印象です)
k3sはメモリ1GBのVMさえ立てられれば動くため、Kubernetesの勉強用途として最適まであるぐらい気に入って使用しています。
導入
VagrantとGitが入っている環境なら、以下で起動します。
git clone https://github.com/k8sinfo/k3s-vagrant.git && cd k3s-vagrant && vagrant up && vagrant ssh master
上記でMaster x 1、Node x 2 のクラスターが作られます。
リソースが足りない方向けに最小構成を用意しています。こちらはメモリ1GBのVMが1つだけ立ち上がります。
git clone -b minimal https://github.com/k8sinfo/k3s-vagrant.git && cd k3s-vagrant && vagrant up && vagrant ssh
Gitが入っていないがVagrantは入っている場合
以下よりリポジトリをzipでダウンロード、展開します。必要に応じてブランチを選択して下さい。
https://github.com/k8sinfo/k3s-vagrant.git
その後、cd k3s-vagrant && vagrant up && vagrant ssh
でOKです。
Vagrantが入っていない場合
この機会にインストールしましょう・・・と言いたいところですが、企業のPCだとセキュリティーの関係で余計なものを入れられなかったりする場合もあると思います。
また、Vagrantではなくクラウド環境上で実行したい場合もあると思います。
その場合はLinuxのVMを用意して、以下を実行しましょう。
curl -sfL https://get.k3s.io | sh -
アンインストール
VMをそのまま削除しましょう。
vagrant destroy
その他
k3sについては以下、
https://k8sinfo.com/2019/02/28/k3s-installation/
k3sのvagrantでの導入については以下にまとめています。
https://k8sinfo.com/2019/03/04/k3s-vagrant-up/