Say Goodbye! 2020
あともう1ヶ月すると2020年も終わってしまうのですね!
一日一日を大事にしなければならないと強く感じました。
PCメンテナンスは年末行事として毎年必ず行います。
今年はもう一台のサブ用PCが欲しいので、頑張って増設しました。
この記事はサブPCの組み立て記録です。
ちなみに、現在使われているメインPCはこちらです。
Let’s Start
PCケースは今回LIANLI PC-O11 Dynamicを選択しました。
⇒ Lianli O11 DYNAMIC SPACE GRAY SP EDITION
合わせてPC-O11 Dynamic用水冷枕は以下のものを選択しました。
⇒ RGB Water Channel Block (LIANLI PC-O11 Dynamic用)
サブPCはコスパ重視で、フルオーバークロックを前提に以下の構成にしました。
◆ CPU:
⇒ インテル® Core™ i7-8700 プロセッサー
◆ CPU用水冷プロック:
⇒ Thermaltake Pacific DIY LCS W4 Plus
◆ グラフィックボード(GPU):
⇒ ROG-STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMING
◆ グラフィックボード(GPU)用水冷プロック:
⇒ EK-FC1080 GTX Ti Strix - Acetal+Nickel (rev. 2.0)
◆ マザーボード:
⇒ ASUS ROG MAXIMUS VIII FORMULA
◆ メモリ:
⇒ DOMINATOR RGB 16GB(2 x 8GB)DDR4 DRAM 3000MHz C15
Step1
マザーボードと水冷ブロックをPCケースに設置します。
Extended-ATX規格のマザーボードのサーズが大きいので、ネジの位置は少しずれている問題が発生しました。
色々を押えてなんとか解決しました。(汗)
ちなみにATXとはAdvanced Technology eXtendedの略称で、パソコンの構造規格のひとつです。
⇒ ATX マザーボード規格について、各マザーボードサイズ等をご紹介
Step2
メモリをマザーボードに差し込みます。
マザーボードにあるメモリロックをちゃんとかけているかを要注意ですね。
ちゃんと付けないと共通Q-CODEの「4C」「CC」「55」になります。
⇒ 共通Q-CODEについてはこちら
Step3
元々グラボは風冷仕様でしたが、分解して水冷化します。
※ 分解するということは、当然修理・保証が効かなくなります。
Step4
次はグラボをマザーボードに差し込みます。
グラボのサイズが大きいかつ重いので、長期的に使用すると基盤が曲がります。
そのため、グラボを支えるためのユニットが必要ですね。
Step5
360mm流量のラジエーターに120mmファンを3個装着します。(計2セット)
水冷環境全体を計算すると、流量は約1000mmになりますね。
CPU水冷ブロック+GPU水冷ブロック+PCケース水冷ブロック+ラジエーター*2=1000mm
Step6
ラジエーターをPCケースの上下に設置します。
水冷化をすると言ってもPCケース内部の空気通路を考えないといけないです。
今回の通路は下から上になります。冷たい空気は下から吸い上げて、上から排出します。
Step7
ここからは一番難しい作業、水冷の配管を行います。
紫銅製パイプを専用ハサミで切らないといけないよね。
一回サイズ測りが間違いましたら、切り直しになります。
手が傷だらけになりました。
Step8
夏の室温と冬の室温は違いますよね。
気温差により内部の気圧が生じて、水冷ブロックを爆裂する可能性があります。
圧力調整栓を忘れずにつけましょう。
Step9
配管ができたら、こういう感じになります。
Step10
クーラントはプラスチック粒子タイプとクリアタイプの2種類があります。
プラスチック粒子タイプのクーラントを使用した場合、水冷ブロックは結構詰まりやすいです。
今回は水冷ブロック詰まりが発生しにくいクリアタイプのクーラントを使用します。
Step11
水冷ブロックのポンプを回してクーラントを注ぎます。
ポンプの空転はポンプ自体を消耗されますので、ポンプの空転はやめましょう。
Step12
ここからは最も重要な作業、水漏れをチェックします。
クーラントは絶縁体と言っても、マザーボードやグラボなどを腐食する可能性があります。
1滴も漏れないようにティッシュで配管全体をチェックします。
Step13
慣例のガラス保護フィルムを剥がす儀式を行います。
達成感は感じますね。
最終的にこういう感じです。
当然、オーバークロックモードは全開しています。
The End
初めて自作PCを考えている方には水冷仕様を絶対おすすめしません。
自作PCを考えている方は大人しく風冷にしましょう。
どうしてもオーバークロックしたいかつ風冷で熱を抑えられない場合は簡易水冷も1つの選択支になります。
結論、本格水冷をおすすめしない最大の理由 ⇒ 費用・金
大体の相場: 風冷(1000円〜) << 簡易水冷(10000円〜) <<<<< 本格水冷(50000円〜)
ご参考まで、今回水冷の費用だけで約10万円をかけました。