この記事は、「K47deのひとりぼっち Advent Calendar 2024」の Day 3 です。
概要
Vimを使い始めて2年目のライトユーザーが伝えるVimの良さと初心者がやるべきこと解説
対象と目標
対象者 : これからvimを使い始めようという人
目標 : vimが少しでも好きになる
Vimのいいところ
- コマンドライン操作
- モードという概念
- カスタマイズ性
- 軽量動作
コマンドライン操作
コマンドを利用することで様々な操作を高速に実施することが可能になります。後に紹介しますが、テキストエディタ上の移動・編集・ファイル操作などその殆どを独自のコマンドにて操作して行きます。
特に、「:10+コマンド」のように打ち込めば、その該当のコマンドの操作を10回分行えます。
ぱっと聞くだけでなんとなく高速化できそうなのはわかると思います。
モードという概念
Vim(Vi)にはコマンドモードというもので操作を切り替える事ができ、これによりキーボードから手を離すこと無くほぼ全ての操作が可能になります。
文字の編集や加筆を行う「インサートモード」で文字を編集し、移動や編集コマンドを実行するときには「コマンドモード」に変更するといった感じです。
カスタマイズ性
特にVimにおいてはVimScriptというもので、Vimの拡張を自分で書けます。
プラグインで操作性を向上させたり、自分なりに使いやすいように作り変えていけます。
軽量動作
カスタマイズ次第で特定の開発などに特化した統合開発環境、通称IDEに近い性能を発揮しますが、起動スピードや操作は他のIDEの追随を許しません。
初心者が知っておくべき操作
Vimには主に4つのモードがあります。
- Normal
- Insert
- Command
- Visual
Normal
基本のモードです。
起動時はこのモードになります。
カーソル移動などが行えます。
Insert
入力状態です。
ファイルに対して文字を追加できます
IやAなどでNormalからInsertへ
InsertでEscキーでNormalへ戻ります
Command
コマンドモードです。
ファイルへの書き込み。ファイルを開くなどができます。
:でNormalからCommand
EscでNormalに戻るか、コマンド終了時にもNormalに戻ります
Visual
文字を選択するモードです。
vでNormalからVisual
EscでNormalに戻ります
私が使う理由
細かいコマンドや移動方法は他の記事などで解説されてるので省きます。
私が使う理由は唯一つ。
「慣れてしまったから」
ナレッテコワイネ
やるべきことリスト
大前提としてエディタは固定しましょう。
なれる前に切り替えてしまったら元も子もないですよ。
- Vimを触る
- 調べながらコマンドを打ってみる
- 慣れてきたら他の人の設定を見て自分の設定も変えてみる
- プラグインに手を出す
こんなかんじでいけば慣れていけるかと思います。
結局はたくさん使ってなれていくのがいいと思います!
まとめ
少しでも気になったら入門してみてはいかがでしょうか。
ではでは。