この記事は、「K47deのひとりぼっち Advent Calendar 2024」の Day 1 です。
概要
Atemと会場プロジェクター、カメラなどのイベント時の構成で配信する知見の共有
はじまり
先日、11月23日に「u16北海道プログラミングコンテスト 北海道大会」が釧路市にて開催されました。
私は会場の様子をYouTube配信する担当になり色々してましたが普通に失敗したのでみなさんが同じ道を歩まないために色々書き残します。
失敗その1 - スプリッター
ATEM Mini Proは、4つのHDMI入力、ハードウェア配信エンジン、USBディスクへの収録、オーディオミキサーなどの高度な放送機能を備えたコンパクトなライブスイッチャーです。
今回の配信はAtem Mini Proを経由して行われました。
初期構想ではスプリッターを利用する構成を組んでいました。
これはパソコンの表示を会場のプロジェクターとAtemの配信用に2つ乗せる必要があったからです。
しかし、スプリットした映像はATEMが飲まなくなるという事実が出てきました。
どうやら識別信号などの問題でATEMへ入力がいかなくなるようです。
これで構成図をその場で書き直すことになりました。
失敗その2 - 回線速度
会場は釧路市の釧路観光国際交流センター Aホール問ところで行われました。
回線はネットワーク担当のpovoや会場の無料WIFIのマルチフォーミングで行われましたが、au回線の弱さと無料WIFIの帯域幅の問題もあり安定した配信ができませんでした。
最終的には配信よりも会場進行を優先する判断をしたので配信は停止処理をしました。
心残り
そもそも正常に配信できなかったこと、設営の不備で関係各所にご迷惑をおかけしました。
次こそはと思っていますが、来年大会運営すらまともにできるのやら...
まとめ
ATEMにスプリットした映像は入力できない。
配信に必要な帯域があるか事前に確認しておくべき。
来年こそはなんとかします...