皆さん、ターミナルで作業しているときに、ちょっとしたミスで面白いことが起こること、ありますよね?
その一例が、sl
コマンドです。
実は、sl
はターミナルにおける「ちょっとした遊び心」みたいなもので、特にUnix系システムでインストールされていたりします。
今日はこのsl
コマンドについて、ちょっとした小ネタとして紹介。
sl
コマンドとは?
まず、sl
は正式には「Steam Locomotive」の略で、蒸気機関車をターミナルに表示するコマンドなんです。ただし、普通にsl
を打っても、ターミナルに蒸気機関車が表示されるだけなので、実際には「これ、何の役に立つんだ?」と思うかもしれません。
実は、このコマンドが生まれたきっかけは、ls
(ディレクトリ内容の表示)コマンドのタイプミスにあります。ターミナルでls
と打ちたかったのに、うっかりsl
とタイプしてしまうことがあるんですよね。その時に、ユーモアを交えて蒸気機関車が画面に表示されるという、ちょっとしたジョークとしてsl
コマンドが作られたんです。
インストール
Debian:
apt install sl
sl
MacOS:
brew install sl
sl
バカバカしいコードはいいぞ
こういった微妙に使えないジョークコードは世界にたくさん転がってるので興味があればぜひ調べてみてさいまし。
もう少し先にslコマンド風でサンタが横切るコードを書くのでお楽しみに。