はじめに
現在、WordPressの案件を担当しているため、勉強したことをまとめていきたいと思います。今回は、カスタム投稿について。
カスタム投稿タイプとは?
そもそもの投稿タイプ
WordPressは、デフォルトで投稿と固定ページという2つの投稿タイプがある。
※厳密には、5つある。(内部で含まれるものを含めると)
投稿
blogのようなコンテンツを作成できる 例)お知らせ、ニュース、コラムなど。★できること
・カテゴリー・タグによる投稿の関連付けができる
・投稿一覧、カテゴリー一覧、タグ一覧から各ページを一覧表示できる
・複数のblogタイプ(カスタム投稿タイプ)を作ることができる
★できないこと
・投稿同士で親子関係を作ることができない
・ページごとにデザインテンプレートを選択することができない
固定ページ
ページ単体で完結できるようなコンテンツを作成。 例)トップページ、会社情報、お問い合わせ、アクセスなど。★できること
・固定ページ同士で親子関係を作れる
・ページごとにデザインテンプレートを作成・選択できる
★できないこと
・固定ページ一覧、カテゴリー一覧などで各ページを一覧表示できない
カスタム投稿タイプは新たに別の「投稿」を作る機能。
カスタムタクソノミー(カスタム分類)とは?
投稿における「カテゴリー」や「タグ」の「カスタム投稿タイプ版」のこと。WorPressでは、カテゴリーや分類のことを「タクソノミー」と呼ぶ。
カスタム投稿タイプのように、独自い作成した分類のことを
「カスタムタクソノミー(カスタム分類)」と呼ぶ。
カスタム投稿タイプの作り方
・「プラグインを利用する」
・「functions.phpにコードを記述する」
プラグインを利用して作る方法
~Custom Post Type UIで作る方法~
1.管理画面のプラグインからインストール
2.「CPT UI」という管理画面のメニュー項目から「投稿タイプの追加と編集」をクリック。
・投稿タイプスラッグ
・複数形のラベル
・単数形のラベル
上記3つを入力する。
「投稿タイプスラッグ」
各投稿タイプのURLになる部分。
ラベルは、管理画面の左側メニューに表示されるメニュー名。
「アーカイブあり」
一覧ページを作るかどうかの設定
デフォルトでは、Falseになっている
「サポート」
投稿ページで表示させるパーツを選択する・
例)タイトルやエディター、アイキャッチなど。
なし以外の前部にチェックを入れると通常の投稿ページと同じ入力画面になる。
「利用するタクソノミー」
カテゴリを利用したい場合、チェックを入れる。
(WPコア)が入っているタクソノミー(分類、カテゴリー)を選択すると、通常の投稿ページで利用しているカテゴリーやタグを利用できる。
また、カスタムタクソノミーを別途追加した場合は、それも選択できる。
function.phpを直接編集する作り方
function.phpに追記して作成する。
各設定項目を追加する場合は、「ワードプレスCodexの関数リファレンス」を参照する。
function.phpから作成して、カスタム投稿タイプのページが表示されない場合は、
設定>パーマリンク設定を確認する。
パーマリンクとは?
Webページ毎に設定したURLのこと。例)https://www.test.com/sample/cate1/
パーマリンクは、.com/以降のsample/cate1/
パーマリンクは、Webサイトのカテゴリ構造に沿って決める。
パーマリンクのカテゴリからスラッグの設定が可能。