※メンバー間の葛藤や反省やら、様々な思いで、ここに備忘録として記す。
社内ハッカソンの目的(弊社の)
部内の技術底上げを図るのと、社員同士のコミュニケーション活性化を目的としている。
技術テーマ
「slack bot」を作成する。
参考:最近、Slackの「bot」が何でも出来過ぎて「カオス」状態になってる件!
お題
取り扱う技術テーマが「slack」だけに様々なアイディアが生まれると想定できるため、せっかくのアイディアを殺さないよう、作るものは、5W1Hを明確して自由に作ってもらう。
評価ポイント
- アイディア (奇抜、興味深い)
- ユースフル (役立つ、応用がきく)
- テクニカル (技術要素、工夫など)
どんな感じでやったの?
- 開催期間は1日のみ(大勢のため、2回に分けて開催)
- 現場をベースに、1チーム4~5人で参加
- 本社
- 全員参加
- 技術テーマは1か月前からアナウンス
開催当日
時刻 | 内容 |
---|---|
~9:00 | 当日の出席/欠席の確認 |
9:00~ | 作業場所は、自由。会議室、フロア、近くの喫茶店OK |
お昼 | 自由 |
~18:00 | すべてのチーム作業は、完了 |
18:15~ | 大きな会議室に集まり、チーム毎にプレゼンした後、みんなで投票し、結果発表! |
20:00~ | 懇親会 |
運用側の工夫
- 現場チームごとを意識したチーム造り
- コスト削減のため、開催場所は自社(事実は予約が取れなかったというのが本当)
- 全員で投票、リアルタイムで投票結果がわかるようスプレッドシートを共有
- Slackチャンネルで当日撮影した写真をUPし、臨場感を演出
- 投票は匿名性をだすため数字で管理、出席/欠席の確認するさいに数字を提示(スタックシールを利用)
- 評価点数の算出方法は
当日の合計点数は、
当日の合計点数=みんなの投票した総合点
当日の最大点数は、
当日の最大点数 =(リーダークラス当日参加人数\times 5 \times 3 ) + (一般当日参加人数\times5)
リーダークラスは、評価ポイントが一般参加者の×3
0~5でアイディア、ユースフル、テクニカル の評価ポイントをそれぞれ評価する。
開催を2回に分けているため参加人数に依存しないよう、それぞれ100点満点の総合300点満点となるように以下の式にあてはめる。
評価点数(小数点は切捨て)=\frac{ 当日の合計点数 }{ 当日の最大点数 }\times 100
課題
運営の状況
運営メンバーは社外の人間の集まりであったため、業務都合なので打ち合わせができないことがよくあり、主にslack上で会話(テキストベース)しながら進めていった。開催当日まで、後手に回ることが多く本当に辛かった。
代弁URL:後手に回ると辛い!事を起こすなら主体的にささっと動く!
- 運営側メンバー間での温度差(笑)
- タスクの明確化と、具体的なアクションが他のメンバーと共有されていない
- タスクと、他のタスクとの順序性と、タスクの期日の定義がない
- 運用のフローがなく、今までの経験則で活動している
- 開催場所の確保は、安価を前提としており、キャンセル待ちであった。いくつかフォーカスをしておき、直前のキャンセルを期待したやり方だったが、最後に破たん
- 当日まで個人で準備すべき事項について、主体的に動かない参加者に対応する運営側の曖昧なフォロー(担当範囲の境界線が曖昧だった)
対策
心構え
運営メンバーは、バラバラの現場で外駐しているメンバーなので、あえてこそ
- 無理しない、無理させない
- やりたいことは、どんどんやる
- やれることは、どんどんやる
- お互いに感謝を忘れない
具体策
今回の社内ハッカソンの運営を体験したことで、事前にやるタスク、直前で調整するタスクなどの抽出と優先順位を把握したので、それをもとに今後の運営を考える
- Slackの会話(テキストベース)ではなく、Skypeの電話会議を行う
- 業務フローを作成する、常に運営のステータスがメンバー間でわかるよう共有する、業務フローはCacooを利用する
- 社内活動だからこそ、運営側の担当範囲を明確化し、主体的に動いてもらうよう参加者側に伝える