アンチパターンで学ぶ仕事の進め方、というQiitaの記事にインスパイアされた。
この記事を読み、自分でもこの数か月で学んだ仕事の仕方、というか、失敗談を元にした、今後の仕事の改善したい点を書いてみようと思った。
と始めたものの、一言で言うと、「MECEにやりましょう」ということに尽きるんですよね。
MECE、もれなく、ダブりなく。大きなテーマです。
言うのは簡単だけど、やるのはめっちゃ難しい。
私の場合、まずは、WBS。
スケジュール、タスク、リソース、の3つの観点で、俯瞰的なマクロの視点と、ズームインしたミクロの視点を何度も行き来し、抜け漏れなく、タスク化し、管理する。
管理の仕方も、やはり、ズームイン・アウトを繰り返す。
プロジェクト開始から終了までの俯瞰的視点でヌケモレが無いか。一週間予定にヌケモレはないか。一日の予定にヌケモレは無いか。
MECEにやる上で有用と思われるドキュメントに、トレーサビリティマトリクスがある。
二つの事柄(例えば要件定義と基本設計)を縦軸、横軸にそれぞれ網羅すべき項目を記載し細密にヌケモレチェックを行うというもの。
プロジェクトがスケジュール通りに、一定の品質で進行していることを確認することも大事。
プロジェクトの進行中は、各タスクやプロジェクト全体における潜在的なリスクを洗い出し、リスクが顕在化する前に対応策を検討する。
そのために、リスクマトリックスやリスクレジスターを作成し、定期的に見直す。
プロジェクトの各フェーズで設定された品質基準を満たすためのチェックリストやガイドラインを作成する。
プロジェクトの途中で発生する変更要求を適切に管理し、プロジェクト全体に与える影響を評価する。
上記は具体的なアクションだが、心構えも変えていきたい。
まっとうなプロセスを踏む。やってできたらそれでいいという考え方をやめる。
そのために、まず全て自分調べてから、わからないものだけを確認する。
参照すべきドキュメントが正しいかを、作業着手前に常に問う。
古いドキュメントを更新すると、デグレが起こる。
何か指摘を受け修正した場合は、他に直すべき箇所が無いかを俯瞰的に調べる。
方法は、一番簡単なのは、文言チェック→検索(Ctrl+F)で同じワードが無いかチェックする。
必要に応じ、Pythonでツールを作る。
このあたりをここから半年くらいかけて、しっかりとやっていきたい。