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ruby goldにも無事合格したので、体験記をまとめてみる(2021/06)

Last updated at Posted at 2021-07-31

2月に合格したruby silverに続いて
無事ruby goldにも合格したので
せっかくなのでgoldの体験記も残しておきます。
細かい部分の解説や、頻出の問題については
多くの方が記事に残されているので、そちらは他記事にお任せして
この記事では、試験への向き合い方だったり、心構えみたいなものを残せればと思います。
これから同試験を受験する人少しでもヒントになれば幸いです。
silverの合格体験記はこちら

2021年6月の最終週に初受験。88点で合格しました。
75点以上で合格なので、まずまずの結果だったかなと思います。
上を目指せば、もっと勉強しないといけないことはたくさんありますが
合格点に達するだけなら、着実な勉強をして臨めば難しくない試験だと感じました。

##勉強時間

  • 3週間くらい前から準備し始めました。
  • 勉強は平日の夜と休日にしてました。が、本腰入れて勉強し始めたのは直前になってからだと思います…
  • 合計学習時間は25時間くらい。

##勉強に使用したもの
① ruby技術者認定試験合格教本
② CTC教育サービスの模擬問題
③ google先生

ハッキリ言って①の巻末の問題集と、②の問題を完答できる様にしておけば
よっぽど出題運が悪くない限り受かると思います。
(もちろん、答えを暗記するのではなく、なぜその答えになるのかを理解するのは前提です!)
①②の問題をとにかく解いて、間違えたり理解できなかった部分を
google先生に聞いたり、①の解説を読んだりして
知識を蓄えていくのが一番効率がいいと思います。他の試験と一緒ですね。

silverの時にお世話になったREx
goldだと本番の出題傾向と違うという話を聞いたので、一度も解きませんでした。
Rexは、余裕があれば…くらいで考えて良いのではないでしょうか。

①ruby技術者認定試験合格教本

教本
silverの時もお世話になりました。
公式が出しているだけあって、本番の出題とほぼ同じ問題が多数収録されています。
問題はいいのですが、解説が不親切、というか最低限なので
解説読んでもよくわからなかった時は、大人しくgoogle先生に頼った方が吉です。

CTC教育サービスの模擬問題

60問の模擬問題がまとめられています。
こちらも合格教本に負けず劣らず、本番で実際に出題された問題に近い問題がたくさんありました。
解説も分かりやすいので、goldを受けるのであれば絶対に解いておきたいです。

③Google先生

いつもお世話になっております。
聞けばなんでも答えてくれる万能先生。数多の合格体験記にまとめられている
参考になった記事のリンク集も大変便利に使わせていただきました。

##受験当日の流れ
試験開始は16時半。秋葉原が会場でした。お昼過ぎに現着し、会場の場所を確認した後
駅近くのバーガーキングで、見直しをしてました。
①②の問題を最後に全て解き直して、迷いなく答えられる事を確認して
あとの時間はコマンドラインオプションや特殊変数など、単純な暗記が必要な項目を繰り返し頭に入れてました。

また、勉強している時に不安だった問題や、複数回間違えた問題は
slackのメモにまとめておいてあったので、無駄な時間の浪費がなかったです。
自分のやりやすい方法で、不安が残る問題をまとめておくと
直前に焦らずに済むと思います。

テストセンターには20分前くらいについて、受付後、席が空いているとのことで少し早めに始めさせてもらいました。
案内された一番左奥の席が、時計のカチカチ音をモロに喰らう席で、めちゃくちゃ気になりました…
どうしても音が気になる人は、会場の人に相談するといいかもです。

90分の試験ですが、アンケート含めて30〜40分位で終了。
答えに100%の自信がない問題全てに、フラッグを立てて回答を進めました。
完答後、フラッグの立った問題が9問しかなかったので、安心して終える事ができました。
12問まで間違える事ができるので、少しくらいわからない問題が出てきても大丈夫です!
焦らずにわかる問題を確実に正解していきましょう。

##振り返って

終わってみればあっさりと合格できたruby goldですが
社内のエンジニアでも複数名が落ちていたので
自分も一発では受からないのでは…と、受けるまでは不安でいっぱいでした。
その不安をなくすためには、やっぱりもうとにかく問題を解くしかないと思います。
いい意味で視野を狭める必要があります。

試験範囲が広いので、教本や、CTCの模擬問題に載っていない範囲のことまで考え始めると
どれだけ勉強しても勉強不足を感じてしまい、終わりがないと感じました。
確かに、教本や、CTCの模擬問題に無い問題も、本番で出るには出るのですが
本番で完全に初見だった問題は、多く見積もってもせいぜい6,7問くらいで
他の合格者に聞いても大体そんなもんです。
その6,7問を取りにいくために、終わりなき旅に出るくらいなら
これは出る!という問題群を何周もして、確実に正答できる様にした方がいいと、個人的には思います。
その方が自信にもつながるし、結果前向きに試験に臨めるのではないでしょうか。
(高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんですが、グッと堪えましょう)

また、これは切実に感じたことですが
silverを取った勢いで、goldの取得まで頑張った方が良いと思います。
silverを受験したのが2月で、そこからまたgoldの勉強を始めるまで
一度止まったやる気を再開させるため、ものすごいエンジンを吹かす必要がありました。
silverの範囲も完全に記憶の彼方だったので
まずは思い出すところから始める必要があり、非常に効率が悪かったなと…
理想はsilverに受かったその日に、goldの試験を予約することだと思います。
人間、そう理想通り動けないもんだと思いますが、私と同じ轍を踏まないためにも、即日予約してしまうことをお勧めします。

##受験前に読んでおいてよかった記事

Ruby Gold試験前に読むとほんの少しだけ点数が上がる記事(2020/12〜2021/03)
同じ会社のエンジニアの方が書かれた記事です。分かりやすく要点をまとめてくださっていたので助かりました。

1ヶ月後「Ruby Association Certified Ruby Programmer Gold version 2.1」に合格する方法
こんなにしっかりと試験範囲をまとめてくださって、本当に助かりました…。この記事に記載されている内容は全て本番で出たんじゃないかと思うくらい
脅威の精度の高さだったので、一読の価値ありです。

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