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ネットワークの基礎(1)【接続形態と通信方法】

Last updated at Posted at 2021-01-01

CCNAの試験に向けて学習中。
復習に見返せるようにメモしていきます。
ほぼ自分の勉強メモです。
過度な期待はしないでください。

ネットワーク

  • ネットワークとは

-ネットワークとは、パソコンやネットワーク機器といった複数の要素がケーブルなどで
接続され相互に通信出来る状態をさす。

-ノードとは、ネットワークを構成する要素の事をいう。
PCやルータといった機器がノードに該当します。

-リンクとは、ノードとノードを結ぶ線を呼び、
リンク上のデータの流れを、フローといいます。
また、ネットワーク上で流れる情報やその量を、トラフィックと呼びます。


  • ネットワークの種類

-LAN(Local Area Network)は、家庭、企業、ビルといった一つの建物や
施設内といった程度の範囲で利用されているネットワーク。
LANは、人が自由に配線や機器の設置を行える、基本的には自分達で行う形。

-WAN(Wide Area Network)は、本社と支社といった地域的に離れたLANとLANを
接続するネットワーク。
WANは、利用者たちで機器の設置や配線を行うことは出来ません。

-インターネットとは、数多くのネットワークを接続した地球規模で巨大なネットワーク。
インターネットは、家庭のパソコンや企業のLANなどから、インターネットサービスプロバイダ(ISP)
介して接続します。

なお、インターネットの仕組みを利用して構築したLANをイントラネットという。

ネットワークトポロジ

ネットワークトポロジとは、端末やネットワーク機器をどのように接続しているのか、
その接続形態の事をいう。

  • バス型

基幹となるケーブル(バス)に、各ノードを接続する接続形態のこと。
なので、ケーブルに障害が発生するとノード間の通信が出来なくなる。

  • リング型

接続しているノードを円状に接続する接続形態のこと。
1箇所で障害が発生すると全体に影響が出る。

  • スター型

中央の集線装置に各ノードを接続する接続形態のこと。
※集線装置とは、複数の線(ケーブル)を挿すことによって、線同士を合体させる装置(を指す総称)
これによって、それぞれのパソコン同士でデータをやり取りできるようになったりする。


  • メッシュ型

ノード間をそれぞれ接続する接続形態とのこと。
どこか1箇所で障害が起きても、他のノードを経由して通信が出来る為、障害に強い構成となっている。

全てのノードが互いに接続している形態を、フルメッシュ
部分的にメッシュとなっている形態を、パーシャルメッシュという。

  • ハイブリット型

これらにネットワークトポロジを複数組み合わせた接続形態とのこと。


通信の方式

  • ユニキャスト

ある特定の宛先に対してのみデータを送信する方式で、1対1での通信となる。
また、通信したい相手を指定するアドレスを使用する。

  • ブロードキャスト

不特定多数に同じデータを送信する方式で、1対多での通信となる。
また、全体宛を意味するアドレスを使用する。

しかしながら、ブロードキャストの場合、その通信を必要としていない端末にも通信が届いてしまう為、
ネットワークに負荷が掛かります。なので、ブロードキャストを大量に使用するとネットワークに対する
負荷が掛かりやすくなってしまいます。

  • マルチキャスト

ある特定のグループに対して同じデータを送信する方式で、1対グループでの通信となる。
また、グループを指定するアドレスを使用する。

宛先をマルチキャストにする事で、送信元は1つのパケット(データのかたまり)を送信すれば、
途中の集線装置などがデータ複製して転送してくれるので、
宛先の端末の数だけ送信元がパケットを複製して送る必要がない。

つまり、マルチキャストを使用することで、送信元は1つのパケットを送信するだけで必要としている
複数の端末にデータを送信できるので、効率の良い通信方式と言える。

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