今回は完全に文字だけでお届けいたします。
Twilio SIM とは?
Twilio社が提供するIoT向けデータSIMサービスです。
Programmable Wireless という製品名でサービス提供されています。
特徴としては、一つのAPNを設定することでで全世界で利用できることです。
必ずしも世界中移動して利用する必要はありませんが、どの場所であっても設定が同じというのは面倒がありません。
日本の昔の携帯電話では、携帯電話の現在地によって電話番号を変えないといけなかったなーんて話を聞きますが、非常に面倒ですよね。
日本ではDocomoおよびSoftbank(SBB)の回線をローミングして利用します。
ここらへんにに現在対応しているキャリアが書かれています。
なぜにカーナビ?
Pumpkin社のAndroidのカーナビを買いました、が手元にちょうどいいSIMが無くあったのがこのSIMだったからです。
運悪くKenwoodのカーナビが壊れたということが主な動機です。
最初はServerman SIM LTEを持っていたので使おうとしましたが、600kで動画も見れない(規制されています)のでどうしようか考えていました。
地図データのダウンロードもそこそこするでしょうし、制限が無いSIMが必要だったのです。
問題点と対応法
最初は昔使っていたPoraloidの携帯 をテザリングで使っていましたが、3Gであること、毎度テザリングのボタンを押す必要があること、通信が安定しないこと があったので、4Gドングルを買うことにしました。
3000円弱で買いましたが、既にAmazonのリンクが無くなっておりなんとも怪しい製品です。
しかし以降も4Gを取得しても通信が安定しません。
Twilioのコンソールを見るとNTT Docomo, SBB両方の回線を利用しているように見えます。
SBBに切り替わったとき、もしくはそれ以降に問題が起きていることが肌感覚でわかりました。
SBBでも通信はできているようですが、ちょっと安定しない。ということはDocomoだけに通信させればいいのではないだろうか。
ドングルの設定を見るとMCC,MNCが空欄になっているので固定してみようと思い、WikipediaあたりでDocomoのそれらを調べると440と10であることがわかります。
で設定すると安定して動くようになりました。素晴らしい。
怪しいドングルではDocomoの電波を全部使えずたまに圏外になりそうですがこればっかりは仕方ないですね。
スマホのテザリングでやらないとだめっぽいです。
まただめになるかもしれないのでとりあえず見てみます。
その他注意点
できればQuota(最低利用料金)を設定しましょう。 料金ページを見ると、PayAsYouGo(完全従料金)の場合は 0.1ドル(MBあたり),ですが 1ドル QUOTAにするだけで0.05ドル(MBあたり)と単価が半分になります。
1ドルQUOTAは最低$1は使います、という契約です。場合によっては使わなくてもいいかもしれませんが、カーナビ用途だと必須ですね。
おわりに
日本国内だけの使い方だとちょっとばかりもったいない使い方かもしれません。
今度海外に行ったときには使ってみようかと思います。