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UbuntuでPoetryを使ってみる(インストール編)

Last updated at Posted at 2020-03-31

これまで Pipenv を好んで使っていましたが、PEP 準拠の pyproject.toml で色々まとめて書いてみたいと思ったので、 Poetry に乗り換えてみようと思いました。
その覚書として、インストール編を書いてみました。

TL;DR

$ curl -sSL https://raw.githubusercontent.com/python-poetry/poetry/master/get-poetry.py | python
$ poetry completions bash | sudo tee /etc/bash_completion.d/poetry.bash-completion

バージョン

  • OS:Ubuntu 19.10
  • python:3.8.0
  • Poetry:1.0.5

公式によると、Python のバージョンは 2.7 と 3.4 以上で使えるみたいです。

インストーラのダウンロード及び実行

通常、Python のパッケージのインストールといえば、 pip コマンドを利用すると思いますが、 Poetry は独自にインストーラを用意しています。
pip コマンドでインストールすることも可能ですが、「競合の原因となり得る依存関係もインストールされる」(← 英語弱い)、とかなんとか注意書きしてあるので、独自のインストーラを利用しようと思います。

下記のコマンドを実行すれば、 Poetry がインストールされます。

$ curl -sSL https://raw.githubusercontent.com/python-poetry/poetry/master/get-poetry.py | python
$ poetry --version
Poetry version 1.0.5

インストールが完了すると、自動的に .profile にパスが追加されています。
このタイミングで出力されるメッセージにパスを追加してねって書いてあるけども。。。

このメッセージには、アンインストールする方法も書いてあります。
このタイミングで書くのもどうかと思いますが、あまり調べてもすぐに出てこなかったのでここに書いておきます。

$ curl -sSL https://raw.githubusercontent.com/python-poetry/poetry/master/get-poetry.py -o get-poetry.py
$ python get-poetry.py --uninstall

最初の curl は、 get-python.py をファイルとして保存するために実行しています。
これを実行すると .profile から自動的にパスが削除されます。

Bash の補完を有効にする

Poetry に対して、 Bash の補完機能を有効にするためには、下記のコマンドを実行します。

$ poetry completions bash > /etc/bash_completion.d/poetry.bash-completion

恐らくですが、許可がないと怒られたのではないでしょうか。
そんな場合には、下記のコマンドを実行します。

$ poetry completions bash | sudo tee /etc/bash_completion.d/poetry.bash-completion

これで補完が効くようになったことでしょう。

$ poetry <Tab>
about    cache    debug    help     lock     remove   self     update
add      check    env      init     new      run      shell    version
build    config   export   install  publish  search   show

これでインストールは完了です。

Poetry のアップデート

Poetry をアップデートするためには、下記のコマンドを実行します。

$ poetry self update

まとめ

Poetry のインストール方法、補完機能を有効にする方法等について書いてみました。
気が向いたら、使ってみる編書こうと思います。

おかしなところがあれば、コメント頂けると幸いです。

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