Macで高負荷なアプリケーション実行時、特にMacbook Airなどのファン非搭載のMacの場合CPU温度上昇によるサーマルスロットリング(性能抑制)が発生することがあります。
このような状況を把握するために、CPU温度を監視する必要がありますが、標準の機能だけではこれを確認するのは簡単ではありません。
今回紹介する「Hot」を使えば、メニューバーからCPU温度を簡単に監視でき、パフォーマンス低下がサーマルスロットリングによるものかどうかを判断しやすくなります。
特徴
- メニューバーに常駐してCPU温度をリアルタイム表示
- CPUコアごとやNANDの温度を個別表示
- ファン回転数の表示
インストール方法
- GitHubのリリースページから最新版をダウンロード
- ダウンロードしたdmgファイルを開く
- Hot.appをアプリケーションフォルダに移動して起動
活用方法
パフォーマンス低下の原因特定
動作が遅くなった際に温度を確認することで、サーマルスロットリングが原因かどうかを判断できます。
対策例
- スタンドなどを活用して排熱効率を良くする
- サーキュレーターなどを当て一時的に冷却する
- 冷却パッドの使用
- ノートPCファンを使用