今度CDN(Content Delivery Network)を扱うことになったが、知識0なので勉強していく。
下記サイトで分かりやすく解説されていたので、まずは参考にさせてもらった情報を自分用に整理する。
キャッシュ屋blog 第1回 CDN の 仕組み (CDNはどんな技術で何が出来るのか)
CDNって一言で何?
Webコンテンツ(画像など)をキャッシュして配信する仕組みのこと。
何のために導入するの?
Webコンテンツを素早く提供するため。
例えば、日本に設置されたサーバでWebサイトを提供しているとする。
極端な話だが、Webサーバに「日本国内からアクセスするケース」と「アルゼンチンからアクセスするケース」では後者の方がWebサイトの表示に時間がかかる(ネットワーク的な距離が遠いから)。
そこで、Webサイトのコンテンツをキャッシュさせたサーバをアルゼンチン国内に設置し、アルゼンチンからのアクセスはキャッシュサーバから配信するとWebサイトの表示時間が改善できる。
このように、地理的に離れた場所にキャッシュサーバを設置してWebコンテンツを素早く提供することがCDNの目的。
グローバル展開してなければ要らない?
それでは、日本国内からしかアクセスされないのであればCDNの意味はないのだろうか?
CDNには下記のようなメリットもあるため一概にそうとも言えない。
1.Webサーバの負荷軽減(トラフィック分散)
2.可用性向上
複数のキャッシュサーバを分散させておけば、Webサーバのトラフィックを軽減させることが可能。また、キャッシュサーバに障害が発生しても残りのキャッシュサーバで継続してWebコンテンツを配信可能。