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2023年のゲーム開発勉強のまとめ

Last updated at Posted at 2023-12-18

UdonTech Advent Calendar 2023の18日目です。

去年から趣味でゲーム開発(主にUnity)の勉強を始めました。2年目となる今年2023年の勉強内容をまとめます。

なお、去年の勉強内容まとめは以下にあります。(まだ書きかけ...)

1月

「あつまれゲームクリエイター!"企画力"強化合宿!」参加

1月8日・9日に丸亀市の善照寺で行われたゲームの企画力強化合宿に参加しました。

「ペラコン」という、ペライチでゲームの企画書を作ってみんなで出来を競い合う競技を通して、企画力を上げるという内容のイベントでした。

私は約20作品中2位になることができました!詳しくは以下をご参照ください。

以下が私の作ったペラ企画です。

image.png

とても良いイベントでした。その後、せっかくなので8月のCEDECのペラコンにも参加したいと思っていたのですが、別のゲーム開発(「商店街ゲームジャム」)で忙しかったり、良いアイデアが思いつかなかったりで参加断念しました。無念です...😞

2月~4月

Townsmenクローンゲーム開発(断念)

まだまだ一からゲームを考えて作りきることは難しいと思ったので、練習のため手近なゲームを丸コピして作ってみようと思いました。

ちょうどTownsmenというゲームを遊んでいて、とても面白かったのでこれを作ろうと思いました。

まずは画面周りを作っていこうと思って、Google Docsで画面の洗い出しをしたり、スプレッドシートにタスクの書き出しをしたりしました。

以下の動画のような感じの画面を作っていきました。

ただ、いかんせん画面数が多く、uGUIで作っていくのはかなり大変だなと思ったので、UI Toolkitについて調べていきました。

調べたことメモ

その後、練習のためUIをUI Toolkitに書き直そうと思ったのですが、面倒すぎてモチベーションが上がらず、開発断念に至りました。

次はもうちょっとUIの簡単なゲームを題材にしようと思いました🤕

ソース:

ラダー言語でスネークゲーム作り(余興)

ラダー言語という制御系(?)でよく使われているビジュアルプログラミング言語を学ぶ機会があったので、練習のためにスネークゲームを作りました。完全な余興です。

ソースコードの一部🪜

「最強ゲームジャム 2023」参加

4月29日・30日にe-とぴあ・かがわで行われた「最強ゲームジャム 2023」に参加しました。

最強ゲームジャムは、下は小学生から、上は社会人まで、幅広い年代の方が参加して即席でチームを組んで二日間に渡ってゲームを開発するゲームジャムイベントです。

私が参加したチームの作品は以下で遊べます。

私は、主にタイトル画面・チュートリアル画面・ステージ選択画面・ステージクリア画面あたりの実装を担当しました。2月~4月のTownsmenクローン開発で培ってきたuGUIの経験が活かせて良かったです!🙌

最強ゲームジャムには、リモートでプロのゲーム開発者のチームも参加されていました。生成AIを使い倒しながらゲームを作っていくチーム(ChatGPTに企画を考えてもらって、コードも一部書いてもらって、画像アセットは画像生成AIに作ってもらって開発されたみたいです)や、Unreal Engineを使ったすごいグラフィクスのゲームを2日間でサクッと作っていくチーム(映像の綺麗さやエフェクトのリッチさがすごかったです)があって、やっぱりプロってすごい!!と思いました。

5月~7月

(5月~7月は、Evernoteから移行するための自作ノートアプリを作っていたので(別記事で紹介予定)、ゲーム開発関連の進捗はほとんどありませんでした)

PLATEAU SDK for Unityで高松市のデータを触る

3月末に高松市がPLATEAUでデータを公開していたので、Unityにインポートしてちょこっと触りました。

image.png

image.png

image.png

あとPLATEAUゆるもく会(兼 讃岐GameNゆるもく会)でPLATEAUのサンプルゲームを触ったりしました。

以下はサンプルゲームで使われていた静岡県沼津市のデータです。超高精細なデータがあって羨ましくなりました。(お店の外観、看板とか道路標識とか)

image.png

image.png

image.png

8月

「商店街ゲームジャム 2023 in 香川」参加

8月5日から9月2日にかけて行われた、高松市瓦町のスイーツカフェ「三びきの子ぶた」さんを題材にしたゲームジャムイベントに参加しました。参加者で即席でチームを作って「三びきの子ぶた」さんを題材にゲームの企画を考え、1ヶ月かけてゲームを作るというイベントです。

このイベントで作られた作品は、その後もブラッシュアップを重ねつつ11月26日の「Sanuki X Game 2023」に出展されていきました。

私が参加したチームの作品は以下で遊べます。

ソース:

私は主にプログラミングを担当しました。タイトル画面でのデモ機能、ランキング画面、オーソドックスなシューティングゲーム処理、ボスキャラなどを実装できてとても良い経験になりました🥰

(詳しくは別記事で紹介します)

「PLATEAU(プラトー)2023 アイデアソン by 日本Androidの会」参加

8月20日にe-とぴあ・かがわで行われたPLATEAUのアイデアソンに参加しました。(静岡会場との共催)

PLATEAUのデータ活用について考えるアイデアソンでした。香川会場では、タブレットの加速度計を使ったビー玉転がしゲームと、PLATEAUの3D都市データを組み合わせて楽しく都市の地理を覚えるゲームのアイデアが生まれました。

(詳しくは別記事で紹介します)

9月

「PLATEAU 2023 ハッカソン by 日本Androidの会」参加

9月17日にデジタルハリウッド高松STUDIOで行われたPLATEAUのハッカソンに参加しました。(静岡会場との共催)

8月のアイデアソンで生まれたアイデアをもとに、以下のようなゲームを作りました。

↓こんな感じの高松のまちなかのいろんなランドマークを周るゲームになっています。

image.png

ソース:

(詳しくは別記事で紹介します)

10月~11月

PLATEAUビー玉転がし 通信機能追加

上記のビー玉転がしのゲームを複数人で対戦できるようにNetcode for GameObjectsを使って通信機能を実装していきました。

調べたことメモ(初期)

(詳しくは別記事で紹介します)

「Sanuki X Game 2023」出展

11月25日・26日に高松南部3町商店街で行われた「Sanuki X Game 2023」に、上記の商店街ゲームジャム作品「三びきのコブタ ―サンドイッチは世界を救う―」と「PLATEAU for ビー玉転がし in 高松市街」を出展してきました!

「三びきのコブタ ―サンドイッチは世界を救う―」は、審査員投票・一般投票の結果、商店街ゲームジャム作品のなかで一番得票があったということで、「SXG大賞」を受賞しました!

「PLATEAU for ビー玉転がし in 高松市街」も、たくさんの来場者さんに遊んでいただくことができました。特にご家族連れの方に家族でワイワイ遊んでもらえたりして、頑張って通信機能を作った甲斐があったなあ😭と思いました。

(詳しくは各個別記事で紹介します)

12月

PLATEAUビー玉転がしのブラッシュアップ・PLATEAUアワード一次審査会発表

せっかくなのでPLATEAUビー玉転がしゲームでPLATEAUアワードに応募することにしました。

12月16日にオンラインで一次審査会があり、発表してきました。

まだ予選を通るか分かりませんが、現在絶賛ブラッシュアップ作業中です。今後、インターネット対戦機能追加、高松市以外のステージの追加、Google Playストア公開などをしていこうと思っています。

振り返りは以上です。

振り返ってみて

「商店街ゲームジャム」は約1ヶ月間にわたる長期のゲームジャムでしたが、一つのゲームをしっかりと作りこむ経験ができて良かったです。また、学生さん達と一緒にゲーム作りを進めて最終的に大賞まで取れて、とても楽しく充実した体験になりました。

PLATEAUのビー玉転がしゲームも、大量の建物データ(シーンファイルのサイズが1GBを超えています😱)の扱い方や、通信対戦機能(Netcode for GameObjects)の作り方が学べて良かったです。またこのゲームを作ったお陰で日本Androidの会のカンファレンスに登壇する機会をいただけたり(別記事で紹介予定!)、PLATEAUアワードに応募することになったりと、こちらも色々貴重な経験ができたなあと思います。

本命の戦略シミュレーションゲームの開発があんまり進捗なかったのは一番の反省点です。戦略シミュレーションゲームで大事なUI周りの実装の経験は多少積めましたが、もうちょっと頑張れなかったのかなと思います。来年こそは何かしら一本ゲームを作りきりたいです。

全体を振り返ってみて、今年も色々なイベントに参加してゲーム作りの経験を積めたなあと思います。これらのイベントがあったおかげで、一年間を通してゲーム作りに対して気持ちを切らさず取り組めたのだと思います。各イベントの開催に向けて尽力された運営の皆さん、またイベントでご一緒させていただいた参加者の皆さんへの感謝の言葉をもって本記事の締めくくりとします。

ありがとうございました。

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