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JavaScriptでのAPIでのデータの表示 fetch (初心者)

Last updated at Posted at 2024-05-10

はじめに

ウェブ開発において、外部APIを利用してデータを取得し、ウェブページに動的なコンテンツを表示することは一般的なタスクです。

本記事では、Vanilla JSを使用して外部APIからデータを取得し、それをウェブページに表示する方法について学習したことをまとめました。

APIの概要

API(Application Programming Interface)とは

APIは、アプリケーション間でデータをやり取りするためのインターフェース。
クライアントがサーバーにリクエストを送信し、サーバーはそのリクエストを処理して必要なデータを提供する。
主にJSON形式が利用され、これによりデータのやり取りが容易になり、さまざまなプラットフォームや言語での利用が可能。

非同期処理

プログラムは上から順に処理されるため、一つの処理が終わらないと、次の処理を実行できない。つまり処理中はクリック、スクロールなどの操作は不可能。

これを解決するために、バックグラウンドで処理を実行する非同期処理が開発された。

最初は、setTimeout関数とコールバック関数を使って非同期処理を行なっていたが、コールバック関数の中にコールバック関数をネストし非常にコードが読みにくくなるという問題があった。
そのため、Promiseというオブジェクトが導入された。

基本構文
Promise(function(resolve,reject) {
    resolve("hello");    // resolveが呼ばれたら次のthenへ移行
}).then(function(data) {  
    console.log(data);   // dataはresolve↑の引数.ここではhello
    return data;         // 次のthenに値を渡すためにはreturnとする
}).then(
    コールバック関数(data)  
).finally(
    コールバック関数        // finallyにはデータを渡すことができない
)

Promiseを使うと、非同期処理が直列に繋がり、処理の流れが明確になる。

また、関数に対してasyncキーワードを付けることで、その関数を非同期関数として定義することができる。
awaitキーワードを使うと、Promiseの値が返ってくるまで処理を待機する

非同期処理はこのyoutubeがとてもわかりやすかったです。

こちらのqiitaは大変丁寧でPromiseの理解が大幅に進みました。
ありがとうございます

データの取得

windowオブジェクトの中にある、fetchというメソッドを使う。引数はリクエスト先のAPIのURL。
fetchで返ってくるのはPromiseオブジェクト。(windowはグローバルオブジェクトなので省略可能)

console.log(window.fetch('https://jsonplaceholder.typicode.com/todos'));

Screenshot 2024-05-08 at 22.13.01.png
fetchメソッドの返り値はPromiseオブジェクト。ここで
Promiseオブジェクトをthenに渡し、引数をconsoleで確認すると

fetch('https://jsonplaceholder.typicode.com/todos').then((response) =>
  console.log(response)
);

Screenshot 2024-05-08 at 22.17.27.png

Responseオブジェクトが返ってくる
ここでしっかり情報が取得できたか確認できる
さらにResponseオブジェクトに対しjsonメソッドを使うことで使いたい情報を得ることができる

fetch('https://jsonplaceholder.typicode.com/todos')
  .then((response) => response.json())
  .then((data) => console.log(data));

// 配列でとり出して、中身はオブジェクトのように扱える
fetch('https://jsonplaceholder.typicode.com/todos')
  .then((response) => response.json())
  .then((data) => console.log(data[0]));

Screenshot 2024-05-08 at 22.22.03.png

Screenshot 2024-05-08 at 22.23.48.png

jsonの中身はそれぞれ違うので、取得したらデータの中身を確認

fetch('https://www.jma.go.jp/bosai/common/const/area.json')
  .then((response) => response.json())
  .then((data) => console.log(data.centers['010100']));

Screenshot 2024-05-09 at 21.10.12.png

async / await

上のfetch().then()を
async/ await を使うことでわかりやすく記述できる。

非同期処理があっても上から下へ読める!

async function fetchdata {
    const response = await fetch('URL');
    const characters = await response.json();
    ...
}

簡単に記述することができる

プラス

このクイズを解いてみるとasync / await をもっと理解できます。

Q. )1と出力後1s後に2,3と出力する

const test = () => {
    cosole.log(1);
    return new Promise((resolve) => { // return がないと出力: 1,3,2となる
        setTimeout(() => {
            console.log(2);
            // resolve();   これがないと出力結果が1,2で止まる
        }, 1000)
    })
}

const main = async() => {
    await test();
    console.log(3);
}

main()

awaitはPromiseが帰ってくるまで待つ!これ大切ですね


new Promise((resolve) => {
  console.log(1);
  resolve();
})
  .then(() => {
    return new Promise((resolve) => {
      setTimeout(() => {
        console.log(2);
        resolve();
      }, 1000);
    });
  })
  .then(() => {
    console.log(3);
  });

Promiseだけで書くと確かにネストが読みにくくなりますね。

おわり

今回自己満足的アウトプット記事を書いてみたところ、想像以上に理解が深まりました。間違っている箇所があれば指摘していただければ幸いです。

参考

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