はじめに
以前AKS Edge EssentialsをWindows11にインストールし、ブログにしました。今回はAzureから管理できるようにするためにAzureに接続します。
Azure PowerShell Modulesをインストールする
まずは準備。以下のコマンドで必要なAzure PowerShellモジュールをインストールします。
Install-Module Az.Resources -Repository PSGallery -Force -AllowClobber -ErrorAction Stop
Install-Module Az.Accounts -Repository PSGallery -Force -AllowClobber -ErrorAction Stop
Install-Module Az.ConnectedKubernetes -Repository PSGallery -Force -AllowClobber -ErrorAction Stop
サービスプリンシパルを作成する
リソースをAzure Arcにオンボードする際の認証に使うためのサービスプリンシパルを作成します。Microsoft.Kubernetes connected clusterの役割を指定します。
aksedge-config.jsonファイルを作成する
aksedge-config.jsonを出力します。
New-AksEdgeConfig -DeploymentType ScalableCluster -outFile .\aksedge-config.json | Out-Null
Arcの項目を入力します。各項目の説明はMicrosoftドキュメントを参照。
Azureに接続する
以下のコマンドで先ほど作成したコンフィグファイルを使ってAzureに接続します。
Connect-AksEdgeArc -JsonConfigFilePath C:\AKSEdgeE\aksedge-config.json
Microsoft.kubernetesが登録されてないと怒られていますね。Microsoftドキュメントに立ち返ってみると前提条件で必要なリソースプロバイダーを有効にするとありましたすみません。
必要なリソースプロバイダーを有効にする
Azureのサブスクリプションのページからリソースプロバイダーを有効にします。
Azureに今度こそ接続する
今度こそAzureに接続します。無事にAzure Arcがオンボードされ、Azureから管理できるようになりました。
まとめ
AKS Edge ClusterをAzureから管理できるようにしました。前提条件を見落としていて少し後戻りしましたが、本来はあまり詰まるポイントもなく簡単にAzureに接続できる印象です。