はじめに
4/3に行われたアダプティブクラウドコミュニティコールよりAzure Arc data servers、Azure IoT Operationsのアップデートを紹介します。レコーディングは以下で公開されています。
Arc-enabled data servicesのアップデート
- 2023年11月更新
- 自動バックアップ、リストア
- デフォルト無効だが、Azure Portalから構成可能
- バックアップをAzureにするものではなくローカルで保持可能。ポリシーの管理をAzureから行う
- 可用性グループ インベントリ・状態(パブリックプレビュー)
- Azure Portalから可用性グループのインベントリと状態を確認可能
- Azure Arcを活用したSQLパフォーマンス監視
- Azure PortalからSQL Serverの性能(約70のメトリクス)情報を確認
- 自動バックアップ、リストア
- 2024年2月更新
- Migration Readiness アセスメント for SQL server(パブリックプレビュー)
- 追加コストなしで、Azure SQL マネージドインスタンス、SQL Server on Azure VM、Azure SQL DBへの移行の準備ができているかアセスメントを行うことが可能
- 稼働中のワークロードからおすすめのSKUがわかる
- Migration Readiness アセスメント for SQL server(パブリックプレビュー)
Azure IoT Operationsのアップデート
- Azure IoT Operations パートナー・カスタマープログラム
- パブリックプレビュー中のAzure IoT Operationsについて、製品へのアーリーアクセスやロードマップ共有を通じて市場を先取りした製品やソリューション開発
まとめ
Azure Arc data servers、Azure IoT Operationsについての3月アップデートをまとめました。Azure IoT Operationsは昨年のIgniteで発表された比較的新しい製品・サービスでありパートナープログラムを通じて実際の利用シーンにおける要望を製品チームにフィードバックすることで、製品開発に反映してもらうことができそうです。