「おぉっ!? ガッツリ伸びてんじゃん! カットだカット!!」
2025年の2月26日テレワーク出社前の朝、夜にLT初陣が開催される日。
僕がこのLT会で人生初の登壇をすることになっている日でもあります。
朝、洗面所の鏡でめっちゃゴツい鼻毛を発見して伐採完了。
オンラインのWEBカメラの前で醜態を見せる放送事故という名のインシデントをなんとか回避できました。
いやぁ手強い障害だった。 あぶないあぶない。
....こんにちは、紹介遅くなりました。 このブログではk-kikuっていいます。
こんな緩々なこと書いていますが、一応自社ではQAチームのマネージャーだったりします。
さて掲題の話、人がやってるLTはちょいちょい聴いてきたものの、見ず知らずの人前で初めて登壇することになったわけですが、結局どうだったんや、という話を記念に?ひと通り回顧しておこうかと思います。
1.登壇の背景
もともと現職では、
「エンジニアたる者、積極的に執筆・登壇していこうぜ」
的な風の流れがあり、僕もその対象だった。(一応、職はQAエンジニア)
そんな中、開催2週間くらい前に弊社HRから上述のイベントへの登壇はどうか、と声掛けを受けてどうしよう(←頼りない)、ってなる。
2.なぜ初登壇に踏み切ったのか
正直な話、上述「どうしよう」の理由は
「ちゃんと人前で『ほー』とか『へー』とか何らかのインパクトを残せそうなネタが手持ちになかった」から。
勿論、日々誇れる仕事を何もしていないのか、と言われるとそんなことはないのでそれを語ればいいんだけれど、何というか道半ば感が臭う話ばっかりで、話していても面白くない(∴聴いていても面白くないだろう)という疑念がどうしても消えない。
本番前日になって「出ます」って手を挙げたのは、後述で語るお題を選んだから、が理由になる。
3.なぜお題をそのテーマにしたのか
とはいえ道半ば道半ばっていうけれど、そもそもQAって何から何まで上手く回っているチームなんてそう多くない。
上手く回り出したからそのノウハウを開発エンジニアに譲渡してQAエンジニアのいない開発集団を!
みたいなビジョンを掲げてプロジェクト運営に勤しんでいる会社をいくつか聞いたことはあるけれど、未だに実現出来ていそうな感じには見えない。(外から見ている感じ)
開発の活動が強くて品質が上がらない、QAの主張が強過ぎて開発が弱る。
バランスって難しいんよ、はい。
で、何なら逆手にとって「途上上等!上手くいってない道半ばの話」を語るか、と腹を決める。
4.話したいことはどう決めたのか
じゃあ今やってる道半ば、何を選ぶか。
本当はエモいネタで「おお、マジで!?」みたいなものがいいんだろうけれど、どうせ「まだまだっすよ」っていうオチを最後に話すわけだから、聴いてくれるみんなも知ってそうなQAあるあるの材を選ぶことにした。
それが↓これ。
5.結局一番言いたいことは何だったのか
自社の開発プロジェクトの品質向上を目指してゾーン分析してますよ、なかなか難しいすね。
端的に書くとそういう話なんだけれど、1点だけ聴衆が抱きそうな嫌な伝わり方がどうしても気になっていた。
「うわぁ、お前の会社その品質状態立て直すこと、出来んのかい!」
これ。
聴いてはもらえたけれど、持って帰って貰うイメージって大事だ。
僕はLTで言いたいこと言ってめでたしめでたしだけれど「うちってこんなに酷いのよ....」という生々しく苦戦していることを伝えたいのが本望ではない。
それを最後の最後にLTっぽく語って締めることした。
6.初登壇はどうだったのか
スライドは一応間に合った。
話すこともまあまあ出来ている。
あとは緊張でネタが飛ばないかどうか。
幸いオンライン参加だったので、ノートのカメラの延長線上にがっつり文面化したカンペを用意し、最悪丸読みしちゃおうぜ大作戦を決行。
結局7割ぐらいはカンペに頼り、何とか5〜6分のLTを終える。
ファシリの方にちょっとだけ笑って貰えたのは、何に笑っていたのか若干気になったが、終わればこっちのもんだ。
7.登壇を終えて何を得たのか
概ね言いたいことは言えたので無念も後悔もなかったけれど、自社の内情をまとめてスライドに綴りそれを語ることで「あぁ、我々そういやそういう状況だったんだな....」と改めて振り返るいい機会にはなった。
普段書いて社内に共有して留めるを粛々と継続してきたけれど、新しい刺激を受けて
「もうちょい何かせんといかんのでは....?」という気にはなったような。
8.で、LTとは
とりあえず言いたいこと言おう。 すっきりしよう。
その中で聴いてくれる人達に何か響くものがあれば、それでよし。
それが多ければ多いほどいいLTなんだろうけれど、1人でも現れれば成功でいいんじゃなかろうか。
さあ初LTも終わったことだし、(前略)しながらどうやって立て直すか、考えるか。