初めてオフラインでのプログラマーの集まりに参加した感想をまとめたいと思います。
私自身はRubyに関わり出した時期がちょうどコロナが流行し出した時期で、オンラインではイベントなどに参加していましたがオフラインでの参加は初めてでした。
結論
最初に全体を通して感じたことですが、「生でしか感じられない空気感を感じることができた」の一言につきます。
発表者の話を受けての会場のどよめきだったりそういった反応はオンラインのイベントのチャット欄からでは窺い知れないものだと今回のイベントを通じて感じました。
地方に住んでいる身としては、オンラインでイベントに参加出来るのは楽でいいですが、現地に行って実際に参加することには敵わないと思い知り、今後は出来るだけ参加してみたいと思いました。
各発表者の発表を受けて
短いですが各発表を受けて私が感じたことを書きたいと思います。
yasulabさん RubyistによるRubyistのための簡単動画制作
タイトルの通り発表で聞いたことをそのまま行えば動画配信できそうな内容でした。
動画撮影などしたことなかったこともあり、音を重要視するべきと言う内容はとてもためになりました。
今回聞いた内容を使って社内勉強会などの動画を作成すべきかとも感じました。
hsbtさん Rubyのリリースを爆速にするための方法
調べたことがなかったので他言語とのリリースに関する比較については興味深かったです。
また、リリースの大変さを知りありがたいと思いながら使わせて頂こうと感じました。
そらはさん
配信システムを内製していることに驚きました。
また、そらはさんが担当している会場のWi-Fi設定では、部屋間配線が大変らしいのでケーブルは踏まないようにしたいと思います。
岡嵜雄平さん mruby on Iot devices
ここでも使用環境のバージョンアップの影響で動かなくなった話を聞き、どこでも起きるのだなと感じました。
また、マイコンとか以前触っていたこともあり興味があるのでmrubyで色々作ってみるのも面白そうだと感じました。
hachiさん Factorybot改善ツール作成失敗と学び
私もrspecの際にcreateで毎回作っているのでそこを修正すれば改良できるかなとは思いましたが、テストごとに細かい設定を変えて作っている場合もあるので見極めが難しそうだと感じました。
特に、現時点では共通で一回も更新していなくても、後からの修正で変更や細かい設定が追加された場合に潜在的なバグを生みそうなので導入するには注意が必要とも感じました。
Pockeさん 外部コマンド実行入門
外部コマンドのセキュリティの話もあり、話を聞いてまず思ったのが以前の案件で外部コマンドを導入したけど大丈夫だったかの心配でした。(rakeタスクでの固定のコードだったので問題ないはず。。)
使用するメソッドを判断するツリーは力作で使わせて欲しいとも思いましたが、最後は結局Open3に行き着くという話でまずOpen3の仕様を読もうと感じました。
西山和広さん Rubyist Magazine Reboot
発表の終わりに質問というより意見が多数出ていたのがオフラインならではと感じました。
その中で面白かったのが、過去の記事を見ることでそのときの情報を見られる歴史的価値があるという話で、私も一読者から初めてみようと思いました。
ぺんさん メンテできないコードをメンテする技術
会場で一番反応(どよめき)が大きかったのがこの発表でした。
ぺんさんといえばRubyKaigi 2022でTRICKで1,2,4位を受賞した方で今回はTRICKのコードをいかにメンテするかという話でした。
話の中で複数の名言があり、そのタイミングが会場の反応が一番大きいものだった気がします。
以下はその一部です。
- RubyはQuineを書きやすい
- Rubyはアスキーアート化しやすい
説明を聞いて理解はできても納得できないなと思いつつ面白いと感じました。
いつか私もTRICKに応募してみたいと思いつつ、すぐにはできそうにないので過去の作品を見直しつつ写経から始めようかと思っています。
おわりに
最後になりますが、このような面白い会議を開催してくださったスタッフ様、スポンサー様、並び発表者の皆様に感謝したいと思います。