経緯
先人の環境手順構築手順書を参考に、業務で使用するアプリの起動をしようとLinux環境(Ubuntu)でyarn devを実行したところコマンドが認識されない事象があった
→確認するとパッケージがyarnではなくpnpmに変更された
ので作業手順と、出てきた問題の対処法をメモとして残す。
実際の流れ
まずは、自分の環境でpnpm installを実行しようとするも、pnpmコマンドが認識されないので原因を調べた
結論としては構築手順書に記載の環境(0.16.0以前)から、最新のasdfのバージョン(0.16.0)で改修が加えられ手順やコマンドに変更が加わっていることが原因だった。
詳しく見てみると
asdfはバージョン0.15.0以前まではBashで書かれていたが、
バージョン0.16.0はasdfをGoで完全に書き直した。
旨の文言が記載されていた。
自分の環境には最新のasdf、nodejsが入っていなかったため、最新版をダウンロードする
再度pnpm installを実行するもnodejsが見つからない旨のエラー(詳しいエラー内容は消えてしまった・・・)が出てきたのでその原因も調べる。
→nodejsが自分の環境に2種類インストールされていたため正常に動かなかった
なので、使用するnodejsを指定してあげる方法を探す。
もう一つの問題点
調べた結果asdf globalコマンドが該当するとのことだったが、実際にコマンドを実行するも認識されない。
ので公式ドキュメントのほうを確認すると
asdf global と asdf local コマンドが asdf set に変更された
また、それに伴いlistやplugin addのコマンドも変更されている。
例)
asdf list-all -> asdf list all
asdf plugin-add -> asdf plugin add
あとは、asdf setでnodejsのバージョンを指定してあげてバージョンの前に(*)が付いてきちんと選択されたことを確認して再度pnpm installを実行すればpnpmコマンドが認識されるようになった
詳細な手順は以下の公式ドキュメントを参照
https://asdf-vm.com/ja-jp/guide/upgrading-to-v0-16.html