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Cloudflare R2 2022年10月時点での実用性

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この記事について

2022年10月時点で個人的にCloudflare R2を実際使えるか検討したので自分用のメモが主な目的ですが記事に残しておきます。

試してみた結果

将来的に非常に楽しみにしているサービスではあります。また料金が安いのも魅力的。ただ現時点(2022年10月時点)でバグが非常に多くすぐには個人的にはすぐに理由できませんでした。

  • 決定的なのは通常のファイルへのアクセス、またはアップロードでランダムで10-20%で500エラーになり、自分の知る限り少なくともそのまま解決されていない。または日による

  • 大容量ファイルのアップロード方法が限られている
    S3のAPIが利用できるということで大容量ファイルをフロントエンドからアップロードする場合にはS3 api のPresigned-urlをサーバー再度で発行するがcontent-lengthをサーバー側で設定するとアップロード時にR2側のサーバーが受け付けない。よって悪意のあるユーザーは数TBのデータでもアップロードできてしまう。
    それを避けるためには自前のサーバーをたててそこを経由させる必要があるが、そのためにサーバーを準備するのが難しく、大容量データもそのサーバーを経由させたくない。
    Cloudflare Workerを経由してアップロードすることもできるがFree/Proどちらでも100MBの制限がある。

  • 「グローバルに分散」「CloudflareのCDNと統合」とLPに記載があるので、自動的にCDNが利用できるか、もしくは簡単に実現できるような機能を期待しましたが現時点でそのような機能は無いようです。
    実態としてはBucket作成した際にリクエスト元から最も近いRegionにBucketが自動で作成されることを謳っているということです。
    リクエスト元から自動でRegionを決定する = Regionを選ぶことができないようです。この点はS3などのサービスと比較して大きなデメリットとなります。

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