これは?
会社から参加してみない?とオファーがあったので喜んで!と参加したAWS re:Invent 2022 の参加レポートです。
次回参加する人のため&自分の備忘録として、出発までに必要な準備作業について記録しておきます。
申し込み
現地へは近畿日本ツーリスト主催のツアーで行くのですが、AWS re:Invent 2022自体の参加申し込みは自分で行う必要があります。
そしてここでいきなりのトラブル発生。申し込みのカード決済がなぜか通らない。一緒に行く同僚も別カード会社で同じく決済できず。おそらく海外サイトかつ高額決済(20万円越え)なので不正利用除けでオーソリが通らないのではと推測。カード会社に電話すれば通りそうな気もしますが面倒なので自前のクレカで通るものを探すことに。
流通・信販系なら通りそうじゃね?ということで某Sカードでチャレンジしたところ、無事決済完了。あぶないあぶない・・・。
準備
1年後には状況が好転していることを願いますが、現時点ではCOVID-19関連の手続きがいくつか必要となっています。
ころころと必要な手続きやらなにやらが更新されていくので、最新の情報は外務省、厚労省などのサイトからご確認ください。
申請
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パスポート
ついに役所に出向かなくても申請できるようになるみたいですが、まだなのでおとなしく紙で申請。
こちらの外務省サイトからデータ入力すると専用書式でPDF出力してくれるので字が汚い身にはありがたい。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/download/top.html
パスポート申請には戸籍謄本/戸籍抄本が必要なのですが、ここでマイナポイント目当てで取得したマイナンバーカードが活躍します。現住所と本籍地が異なる人なので戸籍の書類を取得しようとすると今までなら役所にお手紙送って取り寄せる必要があったのですが、対応している自治体ならという制限はありますが利用登録申請をすることで現住所と本籍地が違っていても最寄りのコンビニで取得できるようになります。しかも申請自体もコンビニコピー機からできて、翌日には使えるようになるのでお手軽。
詳しくはこの辺で→https://www.lg-waps.go.jp/index.html
ツアーの申し込み等でパスポート番号が必要になりますので(あとから連絡することもできますが)、参加が決まったらなるべく早めに申請して取得しましょう。 -
ESTA
ビザの代わりとなるアメリカ合衆国に入国する際に必要となる書類ですね。
代行業者もあるようですが、ESTAの申請料$21以外に手数料を取られますし大した手間ではないので自分で手続しましょう。
ESTAで検索すると本家によく似た代行業者のサイトが出てきますので要注意。
ESTA自体は有効期限が2年間ありますのでパスポートを入手したら早めに手続きしておきましょう。 -
ワクチン接種証明書
アメリカへの入国&日本への帰国にはコロナワクチンの接種証明書が必要となります。
マイナンバーカードと読み取りに対応したスマホがあれば接種証明書アプリで海外向け接種証明書の発行ができます。
画像での保存もできますので発行したらバックアップとしてクラウドストレージにでも入れておきましょう。
また、コンビニのコピー機で紙の証明書を発行することもできます。
マイナンバーカードを持っていない場合は役所の窓口で手続きすることになります。
念のため電子と紙の両方を用意して持っていくようにします。 -
CDCの宣誓書
ワクチンを接種したことを宣誓する書類です。
CDCのサイトからダウンロードし、「有効なワクチンを完全接種したこと」にチェックして署名をすればOKです。
署名をする関係上、この書類だけは紙で用意する必要があります。忘れずに持っていきましょう。 -
海外旅行保険
旅先では何が起こるかわからないので必ず掛けておきます。
公式ツアーの申し込み時に合わせて頼むこともできますし、ネットや空港で加入してもよいでしょう。
クレジットカード付帯の申し込み不要な旅行保険がついている場合もありますが、意外としょぼかったりするので条件や補償額をあらかじめ確認しておきましょう。
現地でCOVID-19に罹患して入院でもしたらとんでもない金額の医療費を請求される恐れがあります。医療費の補償額はなるべく多くしておきます。
トラブルがあった際の連絡先を控えておくことも忘れずに。 -
Visit Japan Webサービス
こちらは日本に戻ってきて入国手続きをする際に必要となるアプリです。
これまでのMySOSアプリに代わって検疫・税関申告ができるWebサービスです。
あらかじめ登録しておきましょう。
https://www.digital.go.jp/policies/visit_japan_web/
持ち物
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PC
開催されるセッションの中には自分でAWSを操作して実際に試してみる系のものがあります。こちらの参加条件に自分でPC持ってくること、というのがあり持ち歩きに苦にならないノートPCを用意しましょう。
あ、あとご自分のAWSアカウントも忘れずに。 -
スマホと通信回線
WiFiルーターをレンタルするものありですが、混雑した環境だとWiFiの信頼性がいまいちなので個人的にはSIMを調達するほうが良いかなと思います。
最近の機種は大体大丈夫と思いますが、自分のスマホが現地キャリアの周波数帯(バンド)に対応しているか調べておきましょう。
データ通信回線は、ソフトバンクユーザーならアメリカ放題という無料オプションで容量無制限というサービスがありますので利用価値大です。
あとはairaloというeSIMでデータ回線が利用できるサービスがあります。アプリでプランを選んで契約したらeSIMの情報を設定するだけなのでSIM差し替えるのにSIMピン忘れたなんてこともありません。
https://www.airalo.com/ja
今回はDual SIMのスマホ2台で、音声はMVNOのドコモ国際ローミング×2回線、念のためIP電話1回線という体制にしました。
緊急時以外電話する用はないので初動は国際ローミングで、以降通話が長くなりそうならIP電話で、という運用。
データ回線はソフトバンクアメリカ放題とairalo(eSIM)。
アメリカ放題をメインにしつつ、予備としてairaloで3GB/30日間(11ドル)を契約しておきます。 -
USB充電器
アメリカはコンセントの形状が日本と同じなので変換プラグは不要。電圧は120Vなので100-240V対応のものを持っていきます。
Anker PowerPort miniが軽くて小さいので便利です。
モバイルバッテリーは正直不要、同じ重さで持っていくならスマホ2台持ちにしたほうが有用です。 -
電源タップ
ホテルによって電源が遠かったり、数が少なかったりすることもあるので持ってると(国内旅行でも)便利です。 -
乾燥対策グッズ
砂漠の街でとても乾燥すると聞くのでペットボトルに刺せる小型のUSB加湿器を持っていきます。バッテリー内蔵だと預け入れ荷物に入れることができないのでバッテリーの無いUSB給電タイプのものを用意します。
あとはのど飴とかリップクリームとか。龍角散しか勝たん。 -
電気ポット
ホテルには電気ポットの備え付けがない場合が多く、温かい飲み物を得るには外に買いに行くしかありません。
多少荷物は増えますが、電気ポットを持っていくとQOLが上がります。
今回は、JTB商事のセラミックヒーター リトルボコボコと100均の耐熱紙コップを持っていきます。ポット型に比べてかなり軽量コンパクトになるのでおススメの組み合わせです。 -
ランニングウェアとシューズ
理由は後日。 -
クレジットカード/現金
アメリカはクレジットカード大国なのでクレカは必須です。盗難や不正利用によるロックを避けるため2~3枚持っていくことが推奨されます。Amex/Diners/Visa/Masterあたりの国際ブランドのカードをブランドを分けて(VisaとMasterとか)持っていきましょう。残念ながらJCBはあまり使えません。
あらかじめカード紛失時の連絡先を控えておくようにしましょう。
現金はチップ用途が大半なので1~5ドル程度の少額紙幣を200ドル程度持っていきます。
足りなければ現地のATMからクレジットカードでキャッシングすれば入手することができます。
カジノは現金決済のみなので遊びたい人は多めに持っていきましょうw -
アウター類
現地の気温は東京と同じくらいなので日中であればジャケットだけで十分かなと。念のため薄手のダウンジャケット(ユニクロとかで売ってるやたら小さくなるやつ)を持っていきます。 -
その他
常備薬(解熱剤はコロナ/インフルを考慮しアセトアミノフェン)
洗面用具(歯ブラシ、ボディスポンジなどはホテルに用意がないので持っていきます)
パスポート紛失時対策キット(戸籍謄本、5cm角証明写真2枚、ESTA認証のプリント、パスポートのコピー)
着替え、部屋着類
耳栓、アイマスク、ネックピロー、スリッパ(機内やホテルで活躍します、100円ショップで調達)
エコバッグ(お土産持ち歩き用)
筆記用具(紙のメモ帳と油性ボールペンがベター)
アルコールスプレーとウェットティッシュ
セッションの事前予約
開催日の1月半前くらいになるとセッションの事前予約が開始されます(今年は10月12日から開始)。
人気のあるセッションはすぐに埋まってしまうので気になったらすぐに予約しておくとよいです。予約がいっぱいでも開始30分前くらいから並べば入れるケースが多いです、気にせずどんどんお気に入りに追加しておきましょう。
セッションの中には予約不要というか早い者勝ちなもの(キーノートなど)がありますので事前に情報を集めて予定を立てておきます。
以上、日本国内での準備編でした。次回、現地編へ続きます。