初めに
この度AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルを含むAWSに関する資格を5か月で5つ取得したので自分自身の勉強方法や各資格の難易度順などまとめておこうと思います。今後AWSの資格試験を受ける方の参考になれば幸いです。また初めてQiitaに投稿するので拙い文章ではあると思いますが最後まで読んでいただけると嬉しいです。
AWSとは
最初にAWS(Amazon Web Service)とはAmazonが提供するクラウドコンピューティングサービスの総称です。インターネットを通じてITインフラストラクチャ(サーバー、ストレージ、データベース、ネットワーク、AI/ML、loTなど)を必要な時に必要なだけ利用できるサービスを提供しています。
AWS認定資格を受けるきっかけ
AWSについて何も知らない私でしたが入社した会社でAWSに関する研修があり、そこで初めてAWSという技術を知りました。AWSについての研修を受けるうちに、クラウド市場の世界シェアがN0.1であること、200以上の幅広いサービスを提供すること、柔軟なコストモデルがあることを知り、AWSという技術に興味を惹かれ自分自身でAWSをもっと学び、業務に役立てていきたいと思うようになりました。
勉強前の状態
まず最初に私の資格試験を合格する前の簡単な経歴について紹介します。私は情報系の大学を卒業し2024年に就職したばかりの新卒のエンジニアです。基本情報技術者等の資格は保持していますがAWSに関する知識は全くなく、EC2って何?というレベルから勉強を始めました。
AWS認定
カテゴリ | 資格名称 | 難易度 |
---|---|---|
Foundational | Cloud Practitioner AI Practitioner |
低 |
Associate | SysOps Administrator Dveloper Solutions Architect Data Engineer Machine Learning Engineer |
中 |
Professional | Solutions Architect DevOpsEngineer |
高 |
Specialty | Advanced Netwaorking Machine Learning Security |
高 |
AWS認定には現在12個の資格があり、Foundational、Associate、Professional、Specialtyと4つでランク付けされており各ランクに分野ごとの認定資格があります。(※現在は12個ですが今後増減する可能性があります)
この12個の内私は以下5つの資格を取得しました。
・Cloud Practitioner(CLF)
・Solutions Architect Associate(SAA)
・Dveloper Associate(DVA)
・SysOps Administrator Associate(SOA)
・Solutions Architect Professional(SAP)
勉強期間
資格名 | 勉強時間 |
---|---|
Cloud Practitioner(CLF) | 30時間 |
Solutions Architect Associate(SAA) | 50時間 |
Dveloper Associate(DVA) | 45時間 |
SysOps Administrator Associate(SOA) | 50時間 |
Solutions Architect Professional(SAP) | 80時間 |
各資格ごとのおおよその勉強時間は上記の通りです。
受験してみた難易度の感覚としては
SAP>>SAA>SOA>DVA>CLF
のような順番です。(あくまで個人的な意見です)
私は認定資格を受けるまでAWSを全く知らなかったのでCLFはすごく重点的に行っている方だと思います。ある程度AWSのことを知っているという方はCLFを受けずにSAAからの受験でも問題ないと思います。
ここで気を付けてほしいのがAWS初学者の方がSAAは50時間程度勉強すれば合格できると思ってしまうことです。AWSの認定資格は積み重ねがとても重要です。CLFに合格せずSAAを受験しても50時間の勉強では合格できなかったと思います。なので実際には
CLF(30時間)+SAA(50時間)がSAA合格に要した時間といえます。
AWSの認定資格では違う試験で学んだ内容が他の試験にも生かせることができるのでAWS初学者の方は一つずつ資格試験を合格していくことで認定試験の合格につながるだけでなく、よりAWSの知識が身につくと思います。
実際の勉強方法
私はCloudTeckというAWSのオンライン学習プラットフォームを使用しました。AWSに認定資格に合格するためにはとにかく多くの問題を解くことが重要です。こちらのCloudTeckでは各試験ごとの問題集が用意されていて問題数もとても多いです。コースには資格会員、基本会員、永久会員と3つのコースがあっりますが、資格試験に合格するだけであれば資格会員のコース(90日間で5480円)で問題ないと思います。問題集を解くことができるだけでなく、実際の問題の解説等もありますので理解しやすいです。
勉強の流れとしては以下の通りです。
①CloudTeckの問題集を1周する
②間違えた問題をノートにまとめる
③間違えた問題を復習する
この1~3を約3週くらい全試験で行うことで、私は合格することができました。また、どうしても理解出来ない部分などが出てきた場合には実際にAWSのマネジメントコンソールでサービスを動かしサービスの理解を深めていました。AWSには一年間の無料利用枠があるため、AWSを学ぼうと思っている方は実際に動かしてみたほうが理解度は高まります。
またAWS公式が出している各試験のサンプル問題や練習問題は試験前の力試しとして前日に行いました。CloudTeckの問題が9割とれており公式問題でも9割とれることができていたら合格の可能性は高いと思います。
また、勉強についてはポモドーロ法を使用して勉強していました。ポモドーロ法は25分の集中作業と5分間の短い休憩を繰り返すことで集中力を持続させる管理方法です。勉強に対して集中力が続かないという方いましたら是非試してみてください。
最後に
AWS認定資格はAWSの知識がつくのと同時にAWSの自分自身の知識を証明することにもなるのでお勧めです。しかしながらAWSの認定試験を合格したとしてもすぐ業務等で活躍できることはないと思います。実際に資格試験で得た知識を基にハンズオンを通して実際にAWSを触ることが業務で活躍していくうえではとても重要だと思います。引き続きAWSに関する勉強を続けていきたいと思います。この投稿がAWSに関して興味をもつきっかけにになったり資格試験の合格の助けとなれば幸いです。
アウトプットすることで自分自身の知識も定着するため、今後ともAWSに関しての情報を発信していこうと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。