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[OutSystems]Integration BuilderをSalesforce Developer Editionで試してみる

Last updated at Posted at 2021-08-14

OutSystems開発において、これから外部システム接続の中心になりそうなIntegration Builder。
以前は、Personal Environmentでは試せなかったのですが、いつのまにか可能に。

SalesforceのDevelopler Editionを使って、動作確認が行えました。
この記事は、Personal Environmentによる動作確認の手順のメモです。

確認環境

Personal Environment(Version 11.13.0 (Build 31107))
Service Studio (Version 11.11.12)
Integration BuilderはSaaS:https://integrationbuilder.outsystems.com/

Salesforce Developer Editionを用意

Developer Editionは、https://developer.salesforce.com/ja/
にアクセス。
右上のサインアップを選択し、フォームに必要な情報を入力します。

入力したメールアドレスに確認のメールが来るので、「アカウントを確認」ボタンをクリック。
確認後ログインできるようになるので、後で動作確認に使うTODOに1レコード追加しておきます。

(画面上部のToDoのリンク → 新規ToDoでレコードが追加できる)
image.png

Integration Builderにログイン

未ログインの状態でアクセスすると、ログインフォームにリダイレクトされます。

EnvironmentにPersonal EnvironmentのURLを設定。
https://www.outsystems.com/Portal/Trial_Portal
 のYour Infrastructure)。
UsernameとPasswordはOutSystemsアカウントのものを利用する。

Integration BuilderでSalesforceとのIntegrationを作成

Salesforceへ接続

まず、Create Integrationボタンをクリックして開始。
Choose a providerでSalesforceを選択します。

image.png
どちらが正しいのかわかりませんが、とりあえずProductionで試してみました。

ここで、Salesforceへのサインインが要求されます。
image.png
許可をクリック。

接続するオブジェクトを選択する

Nextで次のステップへ。
デフォルトでSalesforceにあるオブジェクトが画面左にリストアップされるようです。
image.png

無難そうなのでTODOを選択してみました。すると右側に、TODOのfieldが表示されました。
チェックボックスが表示されているので、そのfieldを選択するように見えます。
とりあえず、デフォルトのまま(全field選択)に。

OutSystemsの開発環境にアプリケーションを作成する

Nextで次のステップへ。
App name:OutSystems開発環境に作成するコネクタアプリケーションの名前
Integration module name:OutSystems開発環境でアプリケーション開発者が利用するモジュールの名前
Driver module name:Integrationから利用され、直接Salesforceに接続するモジュールの名前
image.png

この画面の右下に、1-Click Publishボタンがあるのでクリックする。
生成されたアプリケーションの情報が表示されました。
image.png

Connectionの設定

ここで、環境にインストールされた、Integration Managerへリダイレクト。
さらにIM_Salesforceモジュールへリダイレクトされました。

この右でConnectionを選択するようです。Salesforce Development Connectionがデフォルトであったのでとりあえずこれを選択(ただし、このConnectionはテスト目的専用とのこと)。
image.png

Finishボタンをクリック。これでIntegration Builderでの設定は終了のようです。

アプリケーション開発

ここからは、Service Studioで作業します。
こんな感じのアプリケーションができていました。設定時に指定した名前通りですね。
image.png

テスト用アプリケーションでManage Dependenciesを開き、_ISモジュールのServer Actionへの参照を追加します。
image.png

DataActionを作成し、以下のように実装してみました。
image.png

CountToDoは、ToDoの中に入っているデータ件数を返すようです。
パラメータは無指定にしておきました。

GetToDoは、指定したIdのレコードを返してくる。
パラメータは、Salesforce上でToDoの1レコードを選択すると、URLの/viewの手前にIdが含まれるようです。

テストなので、それぞれのActionのOutput ParameterのAttributeを適当に文字列として結合してみました。
想定通り、CountToDoはデータ件数の1、GetToDoはSalesforceレコードに含まれていた件名を含む属性データが返ってきました。

ただ、オブジェクト名、field名に日本語が含まれているとOutSystemsにマッピングするときに問題があります。オブジェクト名はEntity名にマッピングされますが、日本語の部分が「_」になり、Attributeは名前が「AttributeN」(Nの部分が連番)にマッピングされてしまいました。
これはちょっと使いにくい。

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