これはMardini2024のDay5 Light Mixerの動画を視聴してまとめたものです。
Day4 Layout Node | Day5 Light Mixer | Day6 Material Linker
Light Mixerノードを使うと、シーンの全ての光源を1つのノードで集中管理でき、効率的にライティングを調整できます。
要約
- Light MixerノードはLOPコンテキストで動作する
- シーン内の全ての光源をLight Mixerノードにプラグインすると、ノード内で一括管理できる
- 光源ごとに強度、色、有効/無効を個別に調整できる
- 複数の光源を「コレクション」にグループ化し、一括調整も可能
- レンダービューのスナップショット機能と組み合わせると、ライティング調整履歴を保存できる
- スナップショットから簡単に過去のライティング状態に戻せる
サンプルファイル
Stageに配置された照明が含まれています
操作手順:
Day4ではウインドウをSolarisにしましたが、今回はSolaris LookDevをおすすめしています
左側にカメラとマテリアルライブラリ、右側にたくさんの照明があります。しかし、、このノードの連なりを見ても、どれがどの照明なのか判断が難しいです。そういった場合に利用するのがLight Mixerノードです。単一のノードを介してすべての照明にアクセスできます。
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ライトノードの出力をLight Mixerノードに接続します。
- Mergeノードのあとでも問題ありません
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Light Mixerノードのlightsフォルダ内に、全ての光源が表示されます。
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調整したい光源を選択(Shiftを押しながら光源を複数選択→右側にドラッグ&ドロップ)します
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光源の有効/無効は、左側のMuteアイコンから切り替えできます
コレクション
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関連する光源を選択し、右クリック>New Collection from Selectionでコレクションを作成します
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コレクションを展開すると、含まれる光源が表示されます。コレクション単位で調整可能です
Render Gallery
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レンダリング中にSnapshotボタンを押すと、現在のライティング状態が保存されます
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ライティングを変更し、違うスナップショットを作成します
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スナップショットを右クリック>Revert to Snapshotで、その時点のライティング状態に戻せます
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光源の位置は、Light Mixerノード内の「Translate」で調整できます
まとめ
Light Mixerノードを使えば、複雑なライティングでも効率よく調整でき、スナップショット機能と合わせて作業がスムーズになります。