OSXにおいて数少ないアーカイバであるKekaには、1.4.xバージョン以降において以下のようなバグが存在する。
バグの詳細
- 設定画面で解凍先フォルダを「指定のフォルダ」にしても、フォルダ選択ダイアログが表示されず、その状態だとファイルの解凍に失敗(エラーコード2)する。
- 設定画面で圧縮先フォルダを「指定のフォルダ」にしても、フォルダ選択ダイアログが表示されず、その状態だとファイルの圧縮に失敗(エラーコード2)する。
解消方法
原因は日本語ローカライズにあるようで、以下の手順で日本語のローカライズファイルを削除することで解消できる。
※ UIは英語に戻ってしまうので注意
-
/Applications/Keka.app
を右クリックし「パッケージの内容を表示」 -
/Applications/Keka.app/Contents/Resources/ja.lproj
を丸ごと削除
以上の手順を踏むことで、設定画面から解凍・圧縮先を「指定のフォルダ」とした場合にフォルダ選択のダイアログが表示されるようになり、正しくファイルが生成されるようになる。
注意
日本語で一度でも起動してしまうと設定ファイルに日本語が紛れてしまい、圧縮や解凍でエラーが起こる場合がある。
その場合は一度設定ファイルを削除すると、正しく動作する。
設定ファイル
~/Library/Preferences/com.aone.keka.plist