よく使用するMacターミナルとWindowsコマンドプロンプトのコマンドを一覧化しました。
ぜひシェアしてください👍
ファイル操作関連
ディレクトリの内容をリスト表示
ls
(Mac)
lsは、「list」の略。
以下の例は、~/Documents
ディレクトリの内容をリスト表示します。
ls -l ~/Documents
dir
(Windows)
dirは、「directory」の略。
以下の例は、C:\Users
ディレクトリの内容をリスト表示します。
dir C:\Users
カレントディレクトリの変更
cd
(共通)
cdは、「change directory」の略。
以下の例は、カレントディレクトリをDesktopフォルダに変更します。(Mac)
cd ~/Desktop
以下の例は、カレントディレクトリをJohnDoeのDocumentsフォルダに変更します。(Windows)
cd C:\Users\JohnDoe\Documents
現在のディレクトリのフルパスを表示
pwd
(Mac)
pwdは、「print working directory」の略。
pwd
cd
(Windows)
実際にはecho %cd%
で現在のディレクトリのフルパスを表示。
echo %cd%
ファイルの作成
touch
(Mac)
以下の例は、filename.txt
というファイルを作成します。
touch filename.txt
type
or copy
(Windows)
以下の例は、filename.txt
というファイルを作成します。
type nul > filename.txt
copy con filename.txt
ファイルやディレクトリのコピー
cp
(Mac)
cpは、「copy」の略。
以下の例は、source.txt
をdestination.txt
としてコピーします。
cp source.txt destination.txt
copy
(Windows)
以下の例は、source.txt
をdestination.txt
としてコピーします。
copy source.txt destination.txt
ファイルやディレクトリの移動
mv
(Mac)
mvは、「move」の略。
以下の例は、oldname.txt
をnewname.txt
にリネームまたは移動します。
mv oldname.txt newname.txt
move
(Windows)
以下の例は、oldname.txt
をnewname.txt
にリネームまたは移動します。
move oldname.txt newname.txt
ファイルやディレクトリの削除
rm
(Mac)
rmは、「remove」の略。
以下の例は、unwantedfile.txt
を削除します。
rm unwantedfile.txt
del
(Windows)
以下の例は、unwantedfile.txt
を削除します。
del unwantedfile.txt
新しいディレクトリの作成
mkdir
(共通)
mkdirは、「make directory」の略。
以下の例は、NewFolder
という新しいディレクトリを作成します。
mkdir NewFolder
空のディレクトリの削除
rmdir
(共通)
rmdirは、「remove directory」の略。
以下の例は、EmptyFolder
というディレクトリを削除します。
rmdir EmptyFolder
ファイルやディレクトリのパーミッションを変更
chmod
(Mac)
chmodは、「change mode」の略。
以下の例は、filename.tsx
に対して所有者に読み書きの権限を、グループとその他のユーザーに読み取りのみの権限を設定します。
chmod 644 filename.txt
icacls
(Windows)
以下の例は、上記のchmodコマンドと同じ操作。
※%username%
の部分は、ご自身のユーザー名に変更してください。
icacls filename.txt /grant %username%:RW
icacls filename.txt /grant Everyone:R
テキスト操作関連
ファイルの内容を表示
cat
(Mac)
catは、「concatenate and display」の略。
以下の例は、myfile.txt
の内容を表示します。
cat myfile.txt
type
(Windows)
以下の例は、myfile.txt
の内容を表示します。
type myfile.txt
ファイルの内容をページ単位で表示
less
(Mac)
以下の例は、longfile.txt
の内容をページ単位で表示します。
less longfile.txt
more
(Windows)
以下の例は、longfile.txt
の内容をページ単位で表示します。
more longfile.txt
テキストの検索
grep
(Mac)
grepは、「global regular expression print」の略。
以下の例は、myfile.txt
で"searchterm"を検索します。
grep "searchterm" myfile.txt
find
(Windows)
以下の例は、myfile.txt
で"searchterm"を検索します。
find "searchterm" myfile.txt
ターミナル上でテキストを編集
nano
or vi
(Mac)
nanoやviはテキストエディタの名称。
以下の例は、notes.txtをnanoエディタで開きます。
nano notes.txt
以下の例は、notes.txtをviエディタで開きます。
vi notes.txt
notepad
(Windows)
以下の例は、notes.txt
をNotepadで開きます。
notepad notes.txt
システムとプロセス関連
実行中のプロセスを表示
top
(Mac)
topは、「table of processes」の略。
top
tasklist
(Windows)
tasklist
プロセスを終了
kill
(Mac)
以下の例は、プロセスID 12345のプロセスを終了します。
kill 12345
taskkill
(Windows)
以下の例は、Notepadプロセスを終了します。
taskkill /IM notepad.exe
コマンドのマニュアルを表示
man
(Mac)
manは、「manual」の略。
以下の例は、ls
コマンドのマニュアルページを表示します。
man ls
help
(Windows)
以下の例は、copy
コマンドのヘルプ情報を表示します。
help copy
ネットワーク関連
ネットワークホストへの応答を確認
ping
(共通)
pingは、「Packet Internet Groper」の略。
以下の例は、google.comへの応答を確認します。
ping google.com
ネットワークインターフェースの設定を表示
ifconfig
(Mac)
ifconfigは、「interface configuration」の略
ifconfig
ipconfig
(Windows)
ipconfig
URLからデータを取得または送信
curl
(共通)
curlは、「Client for URLs」の略。
以下の例は、example.com
からデータを取得します。
curl https://www.example.com
リモートサーバーに安全に接続
ssh
(共通)
sshは、「secure shell」の略。
以下の例は、remotehost.com
にSSHで接続します。
ssh username@remotehost.com
システム情報
システム情報を表示
uname
(Mac)
unameは、「unix name」の略。
以下の例は、システムの詳細情報を表示します。
uname -a
ver
or systeminfo
(Windows)
ver
systeminfo
ディスクの空き容量を表示
df
(Mac)
dfは、「disk free」の略。
以下の例は、ディスクの空き容量を表示します。
df -h
fsutil volume diskfree c:
(Windows)
fsutil volume diskfree c:
ディレクトリやファイルのディスク使用量を表示
du
(Macのみ)
duは、「disk usage」の略。
以下の例は、~/Documents
ディレクトリのディスク使用量を表示します。
du -sh ~/Documents
その他
テキストや変数を表示
echo
(共通)
以下の例は、"Hello, World!"というメッセージを表示します。
echo "Hello, World!"
コマンドのフルパスを表示
which
(Mac)
以下の例は、node
実行ファイルの場所を検索します。
which node
where
(Windows)
以下の例は、notepadの実行ファイルの場所を検索します。
where notepad
実行されたコマンドの履歴を表示
history
(Macのみ)
history
他にもよく使うコマンドがありましたら、随時追加していきたいと思います。